人間椅子
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そして素晴しき時間旅行 – 人間椅子
ベッドから 起き上がり彼女が言った遠い国 行きたいわ自由なところいいことを 教えよう時の越え方目を閉じて 耳澄まし鼓動を聞いてごらん 心を静かにしていれば新しい世界が見えるはず 旅に出かけようぜ時間の旅に出かけようぜ無限の 誰にでも 美しい思い出があるアルバムを めくるよに戻るのもいい曖昧な 未来なら裸足になって足元を 見てみなよ行く手は判るだろう? 気持ちを素直にしていれば素晴しい時間が持てるは…
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棺桶ロック – 人間椅子
何が何だか知らないうちにどこかとんでもないとこへ来たそばで医者様臨終告げる何だかとても嫌な予感だこれは一体どうしたことだ体がまるで動かない何が何だか知らないけれど何が何でもここから逃げるんだ 棺桶が招くのだ棺桶が俺を呼ぶのだ 何が何だか知らないうちにどこかとんでもないとこへ来たそばで坊主がお経をあげる何だかとても嫌な気分だここはどうやら棺桶の中どうやら俺の葬式だ何が何だか知らないけれど何が何でもこ…
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星空の導き – 人間椅子
君は青春に生きて春の風のように去った夜の寂しさの中で今も思い出は灯る いつか迎える 旅立ちの時まで暗がり道に 迷わぬように見守りたまえ ひとりぼっちじゃないのさ夢で会える一人一人の心に君は生きるいつまでも 空に星たちが光る森に鳥たちが歌う海の潮騒とともに砂は永遠に帰る やがて近づく さよならの時まで孤独な旅に 疲れぬように励ましたまえ ひとりぼっちじゃないのさ夢で会える一人一人の心に君は生きるいつ…
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甘い言葉 悪い仲間 – 人間椅子
彼奴に久しぶりに出会ったよ新しい女の子を連れてたよ自分の話をずっと聞いてくれる女の子目線はもう別の子泳いでる人混に消えてった彼奴 甘い言葉 悪い仲間遠い記憶 旧い仲間 彼奴が好きなものは自分だけ着飾ることだけなら抜けめない目立ちたがり屋でそして心にないおべっか「あの頃みたいにまた遊ぼうぜ」今は違う道行く彼奴 甘い言葉 悪い仲間遠い記憶 旧い仲間 甘い言葉 悪い仲間遠い記憶 旧い仲間 彼奴は同じとこ…
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神々の決戦 – 人間椅子
神々は決意をする戦いの狼煙(のろし)は今悪神のはびこる様捨て置くは我慢ならぬ 往(ゆ)かん 往かん いざ往かん往かん 往かん いざ往かん往かん 往かん いざ往かん往かん 往かん 敵の中へ 神と神の戦い善と悪の戦い天と黄泉の戦いはっけよい はっけよいはっけよい のこった 神々は覚悟をする暴虐はもうこれまで軍勢も意気軒昂決戦の火蓋(ひぶた)が開(あ)く 勝たん 勝たん いざ勝たん勝たん 勝たん いざ勝…
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さよならの向こう側 – 人間椅子
嵐の過ぎ去った空に鳥の歌声がこだまする昨日の街並も消えて人は希望の杭を立てるのだ 何かをなくすのを怖れいつも立ち止まったりするけれどそこから歩かない限り何も手に入りはしないだろう 流れる清水が海へと行くよに君の前には明日が待っている さよならの向こう側勇気を出して踏み出そうさよならの向こう岸涙をふいて漕ぎ出そう 何かを変えるのは辛い生きていることだって悲しいね退屈だなんて言う前に生きることの理由を…
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宇宙電撃隊 – 人間椅子
闇夜を走る一筋の希望の光 電撃!平和を守り愛つなぐ正義の味方 電撃! 光のように現れて石火のごとく消えてゆく巨大な悪に立ち向かうみんなのためのヒーロー 出撃だ突撃だファイアー ファイアー ファイアー ファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファンファンファンファファン宇宙電撃隊 虚空をよぎる…
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自然児 – 人間椅子
煙草の煙を せわしなく吐きお前の心は 早鐘に打つ世界という名の 大人の前で闇夜に怯える 獣のように お前は自然児裸であるがゆえお前は異端児自然であるがゆえ 成すべき未来の 頁は閉じてお前は浪費の 日記をつける止まらぬおしゃべり 玩具(おもちゃ)の自慢自分を知らない 子供のように お前は自然児裸であるがゆえお前は異端児自然であるがゆえ 食べたい時に食べて眠たい時に眠り悔しい時は暴れ悲しい時は叫び誰を…
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エデンの少女 – 人間椅子
彼女はいつも町の外れに佇んで流れる雲の行方見つめる夏の日射しも硬く閉ざした心にはフィルムのように儚く映る 叫べよ少女すべてが嘘と人も自分もすべてが謎と 明日からは本当のこと見つかるだろうきっと信じてエデンへ少女よ駆け抜けろ 彼女のことを聞けば誰もが口つぐむ名前も知れぬ哀しい少女流行の服に袖を通したこともない行き交う人も振り返らない 泣くのだ少女あたりかまわず大声上げてわけもわからず 明日からは幸せ…
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涅槃桜 – 人間椅子
桜ひらひら降る夜は心うららに躍って春の涅槃に舞うのさoh yeah 君の家に行こうと思った風のとても激しい夜だった夜だった僕は震えながら駆けだした桜の降りしきる森の中森の中 寄る辺ない無辺際の宇宙で僕は何処へ行こうとしてるのだろう 人恋しくてやりきれなくて春の宵は退屈過ぎる 君に伝えそびれた言葉はありきたりの短い一言ただ一言僕は毎日呟いている誰にも覗けない夢の中夢の中 果てもない無量劫の時空で僕は…