京本大我

  • 癒えない – 京本大我

    曖昧な色の空の下である人は間違った覚悟を溜め込んだ毒を 飲み込むその仕草はあまりに虚しく 苦しくなるwith a bit of jealousy 愛の意味も 希望の姿も知り得ぬまま 光は眼を閉じるの? あぁ 枯れ果てた僕達はどんな面で明日を待つべきでしょうか求めるフリさえも癒える言葉さえも邪魔に感じて 壊れそうさ 歳月が流れたとて 実状は変わらない晩餐会気ままに並べた玩具で嗜むその姿は あまりに愚…

  • 酒と映画とナッツ – 京本大我

    キャパオバって 面食らって逃げ込むように今帰宅靴の残骸 気にも留めず即ダイブ 腹を抱え 大笑いのはずの定番バラエティ生憎 今の俺にゃ逆作用じゃん 温い惰性で伸ばす腕の先の先のまたその先遂に掴み 回し出したカーソルでいつだかに序盤で辞めたとある駄作へとフォーカスストックの冷えたビールお供にゃ食い掛けのナッツ アダルトな暮らしって こんな具合だっけか?疲弊した消耗品的な 仇名を喰らわせて頂戴 のらりく…

  • 孤言 – 京本大我

    ぞんざいに扱われた覚えもないけれどむしろ大切に育てられた僕だけれど寂しさとやらが 虚しさとやらが常に付き纏う今日この頃です 安易に口にした覚えもないけれど正気と問われりゃ口籠るけれど消えたいなんて 割と心から孤独と嘆き合うそんな夜です こんな広い世界で簡単に誰かと巡り合える世界でどうやら繋がりは不確かで時に僕さえも分からなくてそれでも強くならなきゃ平気なフリで生きなきゃ早く言いたいよ ただいまいつ…

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