二葉あき子

  • 浜のたそがれ – 二葉あき子

    別れともなき 別れゆえ三たび手を上げ 去り行きしこいしの君が 面影をしのびて嘆く 波の唄 幾度すくえど さらさらと指をくゞりて こぼれ散るはかなき砂の わが運命(さだめ)涙は熱く 幸淡し 思い切られぬ 嘆ゆえ呼べどかえらぬ 姿ゆえ砂山蔭に 身を伏せて日ぐれの風を 遠く聞く 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – 二葉あき子 思いかなわぬ 夢ならば何故に咲いたぞ 乙女の胸にあの日から 人知れず…

  • 乙女の純情 – 二葉あき子

    恋の乙女の 純情は夢もきれぎれ 泣きぬれて消えぬ思いに 身を嘆くほんとにわたしが お好きなら好きと一言 聞かせてよ 月も片割 片恋の運命(さだめ)かなしく しのばれて窓にわびしき 雲を見るほんとにわたしが お好きなら好きと一言 聞かせてよ つぼみほのかな 乙女花散るも匂うも たゞ一つ愛の光と 知るや君ほんとにわたしが お好きなら好きと一言 聞かせてよ 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – …

  • 秋風に泣く – 二葉あき子

    秋風さむき旅ごろも故郷たずねて来て見れば父母居まさず 我家は荒れて夢の小草(おぐさ)に虫が啼く 幼きむかし 童(わらべ)らと笹舟うかべし いささ川我名を呼ぶごと 川波咽(むせ)び故郷(ふるさと)の秋は暮れてゆく 涙に呼べど返らざる幼きわが夢 若き夢歎けば夕雲 くれない燃えて秋風さみし花芒(はなすすき) 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – 二葉あき子 思いかなわぬ 夢ならば何故に咲いたぞ …

  • バラと蜜蜂 – 二葉あき子

    かわいいあの娘はそよ風に夢みるバラ娘おしゃれな蜜蜂 ひと目見て心もそゞろに 声かけたこちらお向き青い空の下で 恋を語りましょう君のえくぼ とても素敵ですね たのしくハートが燃えたとて内気なバラ娘火のような血汐の ときめきにお顔も真っ赤な はにかみ屋あたし娘 ひとり娘だから何も判らないのちょっと家のママに 聞いてみるわね エプロンつまんで唇ふいてすましているあの娘はバラ娘蜂はかわいい流し目に さそわ…

  • 南進乙女の歌 – 二葉あき子

    星が招くよ 南進の瞳かがやく 乙女鳥指さす彼方 憧れの島は真珠の 波に浮く 胸にみどりの 風うけて遠く友よぶ 乙女鳥御朱印船の 船唄をふけて偲ぶか 紅い月 仰ぐ日の丸 赤道の雲に夢みる 乙女鳥万里を越えて 島の子と明日は取ろうよ 椰子の実を 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – 二葉あき子 思いかなわぬ 夢ならば何故に咲いたぞ 乙女の胸にあの日から 人知れず咲いた花ああ 切なきは 女の恋の…

  • 別れても – 二葉あき子

    空になる凩(こがらし) 雨戸うつ吹雪冬の夜は 嵐に更けてゆく思い出の窓辺の 青い灯火(ともしび)も浮世の嵐に 消えてゆく忘られぬ 思い出なつかしい昔あの日が何時迄も 忘られましょうか悲しみの涙を じっとこらえましょうたとえ別れても 別れても 楽しかったあの日は 遠い夢に消え冬の夜は 思いに寒々と片隅にさびしく あの人のギターきれた糸のあとも そのまゝに忘られぬ思い出 なつかしい昔あの日がいつ迄も …

  • 水色のワルツ – 二葉あき子

    君に逢ううれしさの 胸に深く水色のハンカチを ひそめる習慣(ならわし)がいつの間にか 身にしみたのよ涙のあとを そっと隠したいのよ 月影の細道を 歩きながら水色のハンカチに 包んだ囁(ささや)きがいつの間にか 夜露にぬれて心の窓をとじて 忍び泣くのよ心の窓をとじて 忍び泣くのよ 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – 二葉あき子 思いかなわぬ 夢ならば何故に咲いたぞ 乙女の胸にあの日から 人…

  • フランチェスカの鐘 – 二葉あき子

    ああ あの人と別れた夜はただ何となく 面倒くさくて左様ならバイバイ 言っただけなのにフランチェスカの 鐘の音がチンカラカンと 鳴り渡りゃ胸は切ない 涙がこぼれるなぜか知れない この悲しみよ ああふたたびは かえらぬ人かただひとめだけ 逢いたいのよ愛しているわ 愛しているのよ フランチェスカの 鐘の音がチンカラカンと 鳴り渡りゃ声をかぎりに あなたと呼べど人はかえらず こだまがかえる フランチェスカ…

  • さよならルンバ – 二葉あき子

    このまま お別れしましょうあなたの 言葉のままダリアの 花びらさえも恋の時すぎりゃ 色はさめるああ さめた後からいくら 泣いて 泣いて 泣いてみたとてかえらぬ 恋の終りは しおれた 花びら それでは これでさよならあなたの 言葉のままタバコの すいがらのようにみちにすてられた あたしなのねああ つらいけれどもいくら 泣いて 泣いて 泣いてみたとてかえらぬ 恋の終りは はかない けむりよ さよなら …

  • 夜のプラットホーム – 二葉あき子

    星はまたたく 夜ふかくなりわたる なりわたるプラットホームの 別れのベルよさよなら さよなら 君いつ帰る ひとは ちりはて ただひとりいつまでも いつまでも柱に寄りそい たたずむわたしさよなら さよなら 君いつ帰る 窓に残した あの言葉泣かないで 泣かないで瞼にやきつく さみしい笑顔さよなら さよなら 君いつ帰る 人気の新着歌詞 恋の曼珠沙華 – 二葉あき子 思いかなわぬ 夢ならば何故…

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