小雨をさけて 泊まる
場末の安ホテル
きしむBedのそばで
ゆれるランプの炎
疲れた身体横たえて 静かに
目をとじれば 雨の音に
呼び戻された
遠い昔が浮かんで消える
今夜は想い出たずねて眠る
夢で会えるわ あなたと
上海ノスタルジー tonight
窓を少し開いて
夜風に身をまかす
遠くのほのかにかすむ
港の町あかりに
かさなる記憶薄らいで はかなく
来ないあなた 待ち続けて
夢みた日々も
霧苗とともに何処かに消えた
今夜は想い出たずねて眠る
夢で会えるわ あなたと
上海ノスタルジー tonight
遠い昔が浮かんで消える
今夜は想い出たずねて眠る
夢で会えるわ あなたと
上海ノスタルジー tonight
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大陸の果ての空に銀河の光 薄れてゆらゆらと 麝香色の夜明けが訪れる突然のつむじ風が記憶の波をかすめて遠い日も そして今日も忘れてしまえたらああ 愛の沈黙(しじま
ああ めずらしく都会が星空に抱かれた少年は うつむいた顔を銀河に向けていたぼくが生まれる ずっと前にそこに住んでた気がする寂しいこの都会を 離れて空へ帰っていい
よく熟れたオレンジの冷たい重さは大人びたあなたの優しさみたいさっくりとかじって 街角曲がれば酸っぱい恋しさが 心にひろがる憂鬱が かわいい女だなんてそうなの あ
雨の歌は 恋の歌恋の歌は 別れの歌口ずさめば おさえた涙が待ちきれずに リズムをとりだしたガラスのドア 開けたとたん呼び出したわけが わかったわサヨナラを言うに
飾られた言葉の 罠に嘘が香る間違い 届けられた花束の香りよかけ出した私を 都会(まち)は指さして笑い空は黙って 涙をこぼしたからみつく髪が ほどけるように少しず
あなたは あこがれの空と海SIDI BOU SAID愛の夜明け出会ったその時 ふるえた心SIDI BOU SAID 不思議な人地上に舞い下りたひとつの愛にお互い
生まれ変われるなら 一羽の鳥になりあなたの空を ひそやかに舞うの旅に疲れた朝 孤独に悩む夜気づいて見上げて くれるように摩天楼の 森の陰に忘れられた 私ひとりあ
化石の都会(まち)を あの人をさがして裸足でさまようそんな夢がとぎれて 目覚めた朝くちびるに涙逃げ出したいのよ 想い出の腕をこのままだと恋の痛み 胸にとじこめる
空港のロビーから長い電話をする事もないこうして独りの今はサテライトに降る星くずに誘われ北の空へ向かう戸惑いも空しさも荷造りをしてトランクにつめ込んだ思い出数える
子供たちが空に向かい 両手をひろげ鳥や雲や夢までもつかもうとしているその姿はきのうまでの何も知らない私あなたにこの指が届くと信じていた空と大地が ふれ合う彼方過
シャングリラ……ああ それはシャングリラ……どこにインダスの水に浮かぶ黄金の月を縫ってあの人に よく似た影を乗せた小舟が来るこの夜に出会うために私は生まれ さす
あどけない眼差(まなざし)には 気をつけなさいね恋など知らぬそぶりで 近づいてくるあの娘(こ)は少女の顔 心は魔女なの男と女で笑顔を 使い分けるわ葡萄樹の葉陰に
空を一枚めくると何が見える街を飛び越えてここまでおいでよ僕は明日のトンネルをくぐってもうひとつの地球にたどりついたよ新しい太陽に輝く人達時はすでに動き出したよ1
鏡の中の星に 口づけをして眠りさそう じゅもんを唱えてみるのフランスドールのためいき聞こえるほど 静かな夜Long alone the nightこんな時間 う
七つの海から 帰る男たちでにぎわう港に また来ていた今日もあの人の 噂ひとつも耳にすることもない船乗りには 恋するなと昔パパが 私に言ったわ“アルファマでは よ
YOU 24時間 朝も夜も溶かしてYOU それはあなたの恋を操る手品ああ 夢から覚めた私は魂を抜かれた人形ああ 闇をさまよう愛のぬけがらはあなたを探すもう誰にも
ガラス張りの ビルの街渦巻く人は誰も彼もが 時計じかけのロボットだけど君は生きてるね失くした愛をふり向く顔が 哀しく美しいアスファルトの迷路に見つけたぬくもり息
過ぎた日を売っているバザールはどこですか思い出のつづれ織り糸がとぎれたまま涼しげな ほほえみの若者を見ませんか西へ行くキャラバンにまぎれて消えた人を光と影を縫っ
やさしいトーンで おやすみと言ってあの頃は眠りについたあなたの右腕 イメージの狩人旅してた ゴールドの夢あなたを一人にさせてしまったくせに静かな夜がこわいエルド
それはあまりにも 突然の仕打ち悪い夢に起こされた暗示のとうりようまくできた喜劇 私はピエロね三人芝居の わき役だなんてすこしも気がつかなかったの橋のたもとで 待