中村雅俊

  • 青春ストレート – 中村雅俊

    髪が長いと どなられて泣きべそかいて いじけていた今じゃ…………ルージュにマニキュア 皮ジャンとつっぱり青春 まっしぐら目をつぶれ 歯をくいしばれおれのラッパで 目をさませ ガキの頃から 優等生太いまゆげに 男が匂う今じゃ…………勝った負けたの ケンカ道しらけ青春 まっしぐら目をつぶれ 歯をくいしばれおれのラッパで 目をさませ 元気だせよと肩たたきゃVの字つくって 照れ笑い今じゃ…………教えたつも…

  • 優しさの街角 – 中村雅俊

    年老いた痩せ犬が俺を見つめてる優しさって何だろうわからずにいたのさ雨の中 泣きながら駆け出して行った小さな背中をひきとめもしなかった何かたいせつなものを失くしたような そんな気がして夢中で追いかけていたよおまえの名前をさけんでいたよ 出逢った頃は何故か胸がときめいて優しさに埋もれて時間など忘れた髪濡らし 街角で一人さまようおまえを見た時全てを想い出した何かたいせつなものをわかりかけたような そんな…

  • Bravo! Teacher – 中村雅俊

    キラキラ星に寒さを忘れ乙女チックに踊ってみたいFlying Teacherあいつが うわさの先生さ グズなお前が可愛いいとほめたつもりの得意顔VIVA Teacherあいつが うわさの先生さ 甘くささやくプロポーズ目覚めてみればP.T.AStop Teacherあいつが うわさの先生さ 流れる涙のほろ苦さ青春むなしさ身にしみるBravo Teacherあいつが うわさの先生さうわさの先生さ 人気の…

  • 燃える囁き – 中村雅俊

    愛なんて永遠には続かないものとお前は言うけれどその眼差しは濡れているよ このひとときだけを愛せればいいと微笑って逃げるけどこの手のひらに涙落として……oh 生きてみて もっとそばで生きてみて 傷つく事を恐れないで不器用に そう甘えるように生まれ変わって 恋しさに破れて眠れない日が来ても見捨てはしないからふたりで逢えた愛を大事に……oh 生きてみて もっとそばで生きてみて もっとそばで生きてみて 痛…

  • 闇の中のサファイア – 中村雅俊

    街の涙流れ込む 澱んだリバーサイドで想い出と暮らしていたよ WOO WOO…君とめぐり逢わなけりゃもうときめき映すハートの在処さえ 忘れかけてた俺さ眩しそうに目をこするのは陽射しのせいじゃない夢見る少年が 眠りから覚めるよ Oh,Venus!君に手渡す闇の中のサファイア悲しみを抜ければ いつか輝くOh,Venus!君と踊れば 千切れた夢の彼方にも…夏が燃える 摩天楼に反射した 光る木の葉がそっとシ…

  • あゝ青春 – 中村雅俊

    ひとつ ひとりじゃ淋しすぎるふたりじゃ 息さえもつまる部屋みっつ 見果てぬ夢に破れ酔いつぶれ 夜風と踊る街哀しみばかりかぞえて 今日も暮れてゆく あゝ青春は 燃える陽炎かあゝ青春は 燃える陽炎か いつつ 生きてる後味悪さ胸に噛みしめれば 泣ける海やっつ やめるさ抱きあってもこころは遠ざかる 安い宿眠れぬ夜をかぞえて 日々は過ぎてゆく あゝ青春は 燃える陽炎かあゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃…

  • 悲しみが愛に負ける時 – 中村雅俊

    忘れないと振り向く度に風の声が流れたあの日愛が少し解りかけてた夢はもっと確かにあった 暮れかかる空欲しいのはただひとつと言える次の未来 追い続けているけど 悲しみが愛に負ける時すがりたい人がいる戻れない恋と知ってても立ち止まる街で 波を蹴って駆け寄った夏遠い遠い心の果てに出逢いさえも覚えられずに別れだけを畏れて生きた すれ違う舗道(みち)振り返り 今 涙が消える熱い瞳 呼び戻してみるのに 思い出が…

  • 触れていっそ死ねるなら – 中村雅俊

    強く絡み合って解(ほど)けてゆけば悔やむことはないさ気持ちの一部さえ伝え切れずに長い夜を漂う女はいつも沈黙の手で男は胸を切りつける 触れていっそ死ねるなら思い残すことはない愛がいっそ失くなれば誰もきっと迷わないすぐに伝えたい You never walk alone こんな熱い思い届かないのは俺の何のせいか たった一人さえも抱きしめられず千の夢を見ている 言葉はいつも愛を伝えず心の中でうづくまる …

  • 白い寫眞館 – 中村雅俊

    あの街には まだあるのだろうか白いペンキのちいさな寫眞館窓には女学生の寫眞がひとつ額に飾ってあったその黒髪はかすかにゆれうすむらさきの日暮に溶けたそのほほえみをみつめた時わが眼差しは炎と燃えたそれがあいつの恋人だとはその時少しも気づかなかった あの街には まだあるのだろうか白い花咲く垣根の寫眞館神社の祭の夜あいつは言った会わせる人がいると暗い境内 鳥居のわきなぜかそこだけ明るく見えたそのほほえみを…

  • 海を抱きしめて – 中村雅俊

    生まれて来なければ よかったなんて心が つぶやく日は人ごみに背を向け 会いに行くのさなつかしい海に幼な児よりも ひたむきに遠い名前を叫んで汗ばむ心潮風が 洗うにまかせればいつのまにか生きることがまた好きになるぼくだよ 誰かがぼくよりも まぶしく見えて心が うつむく時カモメの笑い声 聞きにいくのさいつもの渚になんて小さな 悲しみにひとは つまづくのだろう船乗りたちがするように 海を抱きしめれば忘れか…

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