世理奈

  • 風と花と光と – 世理奈

    木の葉をわけ 走る電車の中今日はきっと 時を戻している ずっと 君と 通った道追い越してもうすぐそばにある景色 ‥ほら 風の様に 花の様に 光の様に かのか香る 時の中に 居た振り向いたら 囁く風 二人いつか 約束した 季節を運ぶよ 流れてゆく 君と過ごした日々あれはきっと 今日に続いている 溢れそうで ゆるんだ心押さえてもうすぐそばにある景色 ‥ほら 春は遠く 君を待って 心の傍で 夢に変わる …

  • 消える想い – 世理奈

    湿った夏風 白い防波堤だいだい色の海の上言葉を重ねた 僕達はずっとここに居るって思ってた あての無い夜は 語り明かして声を枯らしては 抱き合ってた 月がひく道を 辿って行けたら僕達(ぼくら)は探してる時は変わってゆく 乾いた秋風 胸は夢追って迷い始めて日は巡り言葉を失くした 僕達は離れ構わないって思ってた これから先は 別々の道見えない旅が 始まってる 街が遠くなる 心地良い町が私は探してる 時が…

  • 稲村ヶ崎 – 世理奈

    見たことある 場所を抜けて 探してる あの頃居た僕らをもう映る あの水平線 変わらない景色 目の前にある 海岸線沿って走る度 僕達ずっと傍に居たんだって滲んでく言葉告げるよ あの日へ 溢れてる ずっと 果てしなく続くから好き ここから叫ぶ 夢をずっと稲村ヶ崎から続く 守っているよ 変わらない気持ち 迫る空 朝日昇るよ 君はもうここには居ないのさ波が追う あの日来た風 だけどもう ここには居ないのさ…

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