上白石萌音

  • 奇跡のようなこと – 上白石萌音

    明日が来ることが誰にでも当たり前に来ることが愛する人の声で目を覚ます朝が今日も来ることが それは まるで奇跡のようなことそんな 日々があることが難しい あなたを想えることかけがえないこと 同じ空を見上げてる同じ月を見つめてる真っ暗闇 瞳閉じて同じ夢を描いている 命の使い方を正しい使い方を教えて下さい線香花火みたい一瞬で燃え尽きてしまうのだから 散りゆく花を惜しむように愛でる羽ばたく鳥を羨むように眺…

  • 25コ目の染色体 – 上白石萌音

    あなたがくれたモノ たくさん僕持ってるそれを今ひとつずつ数えてる 1、2、3個目が涙腺をノックする131個目が瞼にのったよ 忘れてた泣き方 でも今ここにある何か 目を閉じても零れそうな気がして I will die for you, and I will live for youI will die for you, there is nothingmore that I could really…

  • hiker – 上白石萌音

    憂鬱な愛 窓越しのクラクション呼吸をひとつ 真夜中に抜け出して 週末のライト 終わらない回想余裕なんてない 決めつけたりしないで 見つめるたび 触れ合うたび 自分を嫌いになっていく可愛げのない前髪を夜風にそっと靡かせる どこに行ったって私のままでいいんだって素直に思えるくらいなら今頃夢の中でしょうだけどこうやって歩くのも悪くないなってあなたが眠った後の街で 退屈でいい 「ありきたり」を頂戴些細なこ…

  • まぶしい – 上白石萌音

    嬉しいよ、シュララ抱きしめてくれひだまりのうたやさしくきらきらほんとうの気持ちこぼしていいの愛になりたい笑って 笑って一緒に どうも わたしですご無沙汰してますへなちょこでも真面目なふりしてます 涙ぼろろろお気になさらず大人だもの晴れたら 平気です 振り返ればちっぽけな影少し背伸びしちゃって生きてるせめて気ままに 踊りましょうかきらめきに揺られて 嬉しいよ、シュララとめないでくれふるえる えくぼ明…

  • かさぶた – 上白石萌音

    君に後悔を植え付けたいああ生涯僕を思い出してこの正体だって分かっているからさ君だけは何も知らないで 君に後悔を植え付けたいまあ瘡蓋くらいの傷ならいい街を歩く度 僕との全部がその蓋をとればいい 何回考えたってなによりも難解だって思い知らされる君は変わらず笑ってる散々やんなったってなにもかも手に入れたって満たされないことそれが答えでしょ 君に後悔を植え付けたい僕はどうなったって構わないなんて強がってす…

  • perfect scene – 上白石萌音

    褪せたプリントのtシャツのスターはその目に光を残してる ありきたりな昼乾いた喉を潤してく 水のような閃き 飛び出す理由が一つ、二つあったらドレスコードも忘れられる今 無邪気に泳ぎ切ってみたい街をあの頃のよう 忘れてしまう前に 焼き付けてみたいよ目の前の群青とオレンジの綺麗さを全てを欲しがって零れ落ちたとしても構わないと笑うよ 駆け出すあの子は眩しくて憧れ危険な春に少し似てる『理由なんてさ作ればいい…

  • アナログ – 上白石萌音

    ペンを置いたら簡単に途切れちゃうような聞く人もない話を続けている ペンを置いたら考えることを辞めたらうじうじと横になってきっと後悔すら忘れるだろう だから臆病でいいよすこしずつでいいよ僕はこのままでいるよ君も君でいてよ ペンを置いたら簡単に壊れちゃうからさ聞く人がないとしても書き続けている 線を引いたら引時を決めてしまったら来たかもしれない満潮ずっと思い描くんだろう だから臆病でいいよ消去法でいい…

  • 風 – 上白石萌音

    風 水面を優しく撫で 君はどこへ行く陽だまりで戯れるスズメのつがい くすぐって 風 のんきなわた雲のせ どこへ流れてくこの街を この日々を抜け出すのなら私も一緒に ただ川を下ってく まだ知らない遠くへ海辺の街で行き止まり 私は帰らなきゃ でも風 君はこの空を思うまま行け 風 君の吹く空は晴れ この胸は曇りいつの日か分かり合う時が来るから大丈夫だよね まだ白いキャンバスに ただ絵空事描く誰も知らない…

  • 帰りたくなったよ – 上白石萌音

    心の穴を埋めたいから 優しいフリして笑った出会いと別れがせわしく 僕の肩を駆けていくよ ダメな自分が悔しいほど わかってしまうから損だ強くはなりきれないから ただ目をつぶって耐えてた ほら 見えてくるよ 帰りたくなったよ 君が待つ街へ大きく手を振ってくれたら 何度でも振り返すから帰りたくなったよ 君が待つ家に聞いて欲しい話があるよ 笑ってくれたら嬉しいな たいせつなことは数えるほど あるわけじゃな…

  • スピカ – 上白石萌音

    音のない宇宙に一人ぽつり揺られて消えてく月影に目に見える世界は誰かの夢で目覚めたら消えてしまうかな? だからもっとずっと微笑んで君が消えない様に 時を駆けてゼロから始まる世界に伸ばしたその手で見つけて私を強く引き寄せ巡り合ってく二人鏡に映った無限の星 誰も居ない空を泳ぐ魚探しているのは温もりさ形ある世界に嵌らない様にもっと自由で居れるかな 今をずっとぎゅっと抱きしめて二度とない今日生きる 時を駆け…

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