上條恒彦

  • 遠い夏の日のウタ – 上條恒彦

    まだあるかな小川のほとりの青い実がなる沢ぐるみはまだいるかなあえいでとぶよな羽根のちぎれたあのトンボはあれは遠い夏の日のこと 幼いわたしの心の秘密鬼アザミが咲いてた野原にいまも夕陽は沈むだろうか 「まだとぶかな 裏山の上を青く尾を引く 流れ星は」 まだ鳴るかな夜汽車(よぎしゃ)がくるたびいつも眠そな信号機はあれは遠い夏の日のことなくしてしまった心の宝石まだあるならどこかで見たらば教えてほしいこのわ…

  • モッキン バード ヒル – 上條恒彦

    古ぼけたカバン ひとつで町から町を 歩くよポケットも はらもからっぽでも夢だきゃ たっぷりもってるぜ トゥララ ラトウィットルディ ディ ディと こころにいつも聞こえる あのしらべよトゥララ ラトウィットルディ ディ ディ忘れないふるさとの丘よモッキンバードヒル おんぼろ靴(ぐつ)脱いで つめたい安宿のベッドに もぐれば夜汽車の汽笛が 遠くであしたは この町とも おさらばさ トゥララ ラトウィット…

  • 空に小鳥がいなくなった日 – 上條恒彦

    森にけものがいなくなった日森はひっそり息をこらした森にけものがいなくなった日ヒトは道路をつくりつづけた 海に魚がいなくなった日海はうつろにうねりうめいた海に魚がいなくなった日ヒトは港をつくりつづけた 街に子どもがいなくなった日街はなおさらにぎやかだった街に子どもがいなくなった日ヒトは公園をつくりつづけた ヒトに自分がいなくなった日ヒトはたがいにとても似ていたヒトに自分がいなくなった日ヒトは未来を信…

  • いかつり唄 – 上條恒彦

    沖に見えるは いかつり船かさぞや寒かろよ 冷たかろヨイヨイ 陸へもどるときゃ 大漁旗よ寒さも忘れてよ あの娘(こ)が待つからヨイヨイ 船が出せぬなら 大漁旗さげて歩いてみようか 町の中ヨイヨイ(ヤサホー ヨイヤー…) 人気の新着歌詞 だれかが風の中で – 上條恒彦 どこかで だれかがきっと待っていてくれるくもは焼け 道は乾き陽はいつまでも沈まないこころはむかし死んだほほえみには会ったこ…

  • 中央線 – 上條恒彦

    君の家のほうに 流れ星が落ちた僕はハミガキやめて電車に飛び乗る今頃君は 流れ星くだいて湯舟に浮かべて 僕を待ってる 走り出せ 中央線夜を越え 僕を乗せて 逃げ出した猫を 探しに出たままもう二度と君は 帰ってこなかった今頃君は どこか居心地のいい町を見つけて猫と暮らしてるんだね 走り出せ 中央線夜を越え 僕を乗せて 走り出せ 中央線夜を越え 僕を乗せて 人気の新着歌詞 だれかが風の中で –…

  • 遠くへ行きたい – 上條恒彦

    知らない街を 歩いてみたいどこか遠くへ 行きたい知らない海を ながめていたいどこか遠くへ 行きたい遠い街 遠い海夢はるか 一人旅愛する人と めぐり逢いたいどこか遠くへ 行きたい愛し合い 信じ合いいつの日か 幸せを愛する人と めぐり逢いたいどこか遠くへ 行きたいルルル……… 人気の新着歌詞 だれかが風の中で – 上條恒彦 どこかで だれかがきっと待っていてくれるくもは焼け 道は乾き陽はい…

  • さよならの世界 – 上條恒彦

    いつの日か君の胸にさみしさの宿る時がまぶしさの オーまぶしさの夏の日を越えて来るよいつの日か君の胸にかなしみの宿る時が小雨降る オー 小雨降る秋の日を越えて来るよ 時は流れすぎて行くさよならの世界へ人はみな聞いている夕暮れの鐘の音を オーオ いつの日か君は見るだろう愛のない遠い道を背を向けた オー 背を向けた人の行く街並みにいつの日か君は見るだろう星もない暗い夜を傷ついた オー 傷ついた血まみれの…

  • キス・ザ・ガール – 上條恒彦

    ドラムス!バイオリン!フルート!歌って! かわいいな だまってまってるなにをまっているのか わかってあげてあの子の目を見てお話やめてキスして そう 好きならどうするか知ってる君もあの子も キスしたいのならなにもいわなくていいさあ はやくキスして 一緒に歌ってシャラララララ…恥ずかしがり屋の男の子キスしてシャラララララ…もじもじしてたら女の子は逃げちまうよ 恋は今 静かな入り江にふたりだけでいる 時…

  • 風と僕のバラード – 上條恒彦

    教室の窓をふるわす 風のようにいつも心に 呼びかけてくれるよどんな時にも 足をとめないで前をジッと見て歩き続けろと言った先生の声あのひとの大きな影を追いかけて追いつきたくてぼくは現在(いま)を ぼくは現在を探偵団にかけるんだ 君のカバンに並んだ ノートのようにいつもひとつに まとまっているよどんな時にも スクラム組んで風の中を走り続けると言ったすばらしい仲間肩と肩並べ澄みきった青空をつくる日までぼ…

  • お母さんの写真 – 上條恒彦

    アルバムの古い写真の中で色あせた麦ワラ帽子かしげて笑ってる 小さな女の子白く光ったエクボ まぶしい笑顔 お母さんが小さな女の子だった頃の写真帰らない遠い夏の日の届かない あこがれ サルスベリ 影おとす古い家の門の脇 知らない仔犬だきしめ笑ってる 小さな女の子ゆれる短いおさげ やさしいひとみ お母さんが小さな女の子だった頃の写真帰らない遠い夏の日の届かない あこがれ お母さんが小さな女の子だった頃の…

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