三船浩

  • 夜霧の滑走路 – 三船浩

    いま一度 もう一度 ただ一度君に逢いたい そればかり霧に駈け込む 空港のつきぬ怨みを そのままに濡れてかすんだ あゝ 滑走路 馬鹿な娘(こ)よ 弱い娘よ 可愛い娘よ抱いて叱って やろうもの君をかくして ひっそりと泣いているやら 窓灯りひとつ揺らいで あゝ 空へ発つ 遠くなる 薄くなる 闇になる君の心か あの翼凍りつくよに 立ちつくす僕の思いを 知らぬげに霧が埋(うず)める あゝ 滑走路 人気の新着…

  • 男のブルース – 三船浩

    ネオンは巷(まち)に まぶしかろうと胸は谷間だ 風も吹く男ならばと 耐(こら)えちゃみたが恋の傷手(いたで)が 命とり 涙がじんと にじんで来たよ俺もやっぱり 人の子かたかがひとりの 女のためと向けた背中で ジャズが泣く 夜更けの風に 流され押されくぐる酒場の はしご酒いいよ いいんだ 今夜は呑もう呑めば辛さも 晴れようもの 人気の新着歌詞 千曲川の恋 – 三船浩 流れの岸の 白百合も…

  • サワーグラスの哀愁 – 三船浩

    サワーグラスに 落とした露はなんの男の 涙かよ今更どうにも ならない恋を夜が夜が未練に泣いてるだけさ ダスターコートに ひそんだ指輪それが明日の 夢だったなんにも言わぬが 可愛いい指にせめてせめて一度は捧げたかった 霧の夜更けに 拾った恋を霧の夜更けに 棄てる酒あの日がなければ 涙も知らず赤の赤の他人でいられたものを 人気の新着歌詞 千曲川の恋 – 三船浩 流れの岸の 白百合も風にそよ…

  • 男の酒場 – 三船浩

    誰も知るまい 分るまい男ごころの 奥の奥くやし涙を さかなにうけてひとりこっそり 裏町の暗い酒場で 飲むわけは あんな女と 言い乍ら忘れかねてる 意気地なし恋にやつれて ただそれだけで一度飛び出た ふるさとへなんで行けようか 男なら やけで重ねた 冷酒が今じゃ真底 身に泌みる俺をすげなく 見捨てるような女なんかを 恨むより思い切るんだ この酒で 人気の新着歌詞 千曲川の恋 – 三船浩 …

  • 恋なんか捨てっちまえ – 三船浩

    背かれたんだって フンそんな 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえたかがひとりの 女だぜ広い世間の 片隅でチョッピリ見てた 甘い夢ばかなばかな お前さ あきらめたんだって フンいいぜ 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえ 男同志で 握る手だ意見がましく 言う俺も死ぬほど辛い 目にあって耐(こら)え 耐え 来たんだ 悲しいんだって フンだから 恋なんて捨てっちまえ 捨てっちゃえ 若い俺らは 先があるきれ…

  • さよなら故郷さん – 三船浩

    ながながお世話に なりました悲しいけれど 今日限りあなたの側を 離れます後は何んにも 何んにも言えませんさようなら ふるさとさんさようなら 涙をみせて ごめんなさい夕焼け雲を 見るにつけどこかに母が いるようで胸のつぶれる つぶれる想いですさようなら ふるさとさんさようなら お便りきっと ねがいますはなれて遠く 暮らす日に昔の歌の かずかずをどうかそれでは それではご機嫌ようさようなら ふるさとさ…

  • 花のよろこび – 三船浩

    花はひとりで 散るものを風のしわざと 人は言う恋の終わりに 泣くよりも燃えてひとすじ 散ってゆくああ 花のよろこび だれも知らない 花が見たのは 春の日の夢かそれとも かげろうか短いけれど しあわせな想(おも)い出だけを 抱いて散るああ 花のよろこび だれも知らない 花の涙を 知らないで露のなごりと 人は言うまして汚れず 散ることのうれし涙で あることをああ 花のよろこび だれも知らない 人気の新…

  • 枯れ葦小唄 – 三船浩

    風にさんさら 葦が鳴るともに俺らも 枯れる葦なまじ情に 棹さして泣いて流れるようこれが運命(さだめ)か 川育ち 水に写した 角(つの)かくしそれが別れの しるしかよどうせ嫁いで 行くのならなぜに俺らのよう舟に涙を 置いて行く 月にしょんぼり 枯れ落ちる葦も俺らも すたれものせめてあの娘の 便りなど棹にたぐってよう舟をささえに 生きるのさ 人気の新着歌詞 千曲川の恋 – 三船浩 流れの岸…

  • 東京だより – 三船浩

    お休みなさい お母ァさん今日もお蔭で 無事でした軽く車の アクセル踏んでビルの谷間を まっしぐら唄って帰る ところです お休みなさい お母ァさんどうもお手紙 有り難うひとり暮しは 辛いでしょうねそれも夜学の 終るまで暫ししん抱 頼みます お休みなさい お母ァさんいちどこちらに 来ませんか金のかからぬ 東京めぐりバックミラーに そんな夢何時(いつ)もうつして いるのです 人気の新着歌詞 千曲川の恋 …

  • 灯影の兄妹 – 三船浩

    暗い灯影に さしうつむいて夜毎やつれる 横顔いとしむくな心を だまして逃げたあんな男があゝ 何故忘られぬ 同じふところ 子守の唄を聞いて育った 兄ではないかわけておくれよ お前の悩みじっと黙ってあゝ 見ている辛さ 胸に刻んだ 面影ならば消せと責めても そりゃ無理だろな判る判るぜ 何にも言うなせめて一緒にあゝ 泣こうじゃないか 人気の新着歌詞 千曲川の恋 – 三船浩 流れの岸の 白百合も…

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