空をはるばる流れゆく
雲にもにたる恋悲し
のせしちかいもあの夢も
風はいづこに消えるやら
哀れ十九の春はゆく
香る野の花つみながら
たどる小路は愛の道
幹にきざみし文字あとの
残る嘆きを君知るや
哀れ十九の春はゆく
去りて帰らぬ若き日の
清き乙女の思い出よ
胸をぬらしてふる霧(きり)の
晴れる明日(あした)のあるものを
哀れ十九の春はゆく
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まぶたとじれば まぶたに浮かぶ思い出恋し 影いとし命かぎりに 呼べばとて君は答えず ああ雨が降る祈る 三百六十五日別れた人よ なぜ逢えぬ鐘が鳴る鳴る ニコライ堂
吉井川からわき立つ霧はなぜに心を濡らすやら泣いてくれるな 波止場の千鳥赤いネオンが ああ今日の夢呼ぶ西大寺裸灯りのあの灯の陰でちらと見染めた 愛(いと)しい人忘
空のかなたに涙ぐみ青いスバルよ何なげく見はてぬ夢の切なさか叶わぬ恋のため息か窓にもたれて恋になくあわれ我身とあの星か別れのあの日白樺にきざんだ夢が忘られぬ月よ輝
青い海には 白い船港の丘には 赤い屋根君と来た日の 思い出がそのまゝ目に浮かぶ 懐しさあゝだけど だけど私は独りぼっちなのよ赤い屋根には 風見鶏誰かを待つように
離さないで今一度何も言わず抱きしめて海に青い霧が降るゆらゆらとゆれながら三本マストいる港つらいけれどただ一人泣いて待ってるわ望むままになるのなら別れないで暮した
振り向けば 振りかえる忘られぬ人よ 別れの辛さはぐれ鳥 旅の鳥泣かずに おくれどうせ涯ない 旅路なら今別れ いつ逢えるあてもない人よ はかないえにし流れ雲 ちぎ
諦めましょか 捨てましょか心のかげも 思い出もどうせ徒花(あだばな) 咲かぬ身なら散れ散れ夢よ 惜しみなくだまってかんだ 唇にあの夜の君よ なぜ浮かぶどうせ逢う
港の風が 涙の胸にしみるよ切なく やるせなくバイバイ バイバイ走り行く船を 鴎なぜ呼ぶあゝ 泣きながら思い出だけを 心に残し走り行くあの人 いつ帰るバイバイ バ
可愛いイーシャン 珊瑚の耳輪ギヤマンコップに 金の酒海の祭りの ドラの音聞けば明日の別れが やるせない長崎長崎 夢の港が忘らりょか花のランタン 見果てぬ夢にエキ
ネオンの小路(こうじ)を流してくギターも切ない恋の唄あゝゆううつでたまんない夜だわようやく忘れたあの人を思い出させて泣かす気か冷たいガラスにほゝあてりゃ夜霧の白
きりの深い夜だったキタイスカヤの街かどで涙乍らに別れたラーニャ ラーニャいとしのラーニャ今宵いづこで 泣いているやら忘れられないその名よ ラーニャいとしのラーニ
忘りょとすれば なおさら恋しまぶたに浮ぶ 影いとし君よその手を 今一度私の胸はもえている もえている移り香消えぬ あの夜のたもと涙でだけば 夢悲し君よその手を
夜の街角流れて消える唄は涙のブルースよ一人もえれば吐息も悲しあゝ更けて淋しくかえる影逢えぬ人ならあきらめましょうかくらいひとみに霧がふる思い積もればまぼろし悲し
なぜに燃えるか 女のこころどうせかなわぬ この胸におもかげばかり 影ばかり あゝうかぶまぶたの やるせなや やるせなや恋は火の鳥 生命(いのち)のかぎりとべよ君
淋しくなれば モン・シェール想い出のランプに 灯をいれて過ぎし日の たのし夢くりかえす わたし貴方は いつかきっとこの胸にかえる逢いたくなれば モン・シェールあ
夜の銀座は 七いろネオン誰にあげよか 唇をかりそめの恋 ああ 虹の恋ふと触れ合うた 指かなしどうせ売られた 花嫁人形胸で泣いても 笑い顔かりそめの恋 ああ 虹の
何故か消えないまぼろしの君が心の花ならばふるな都の夜の雨更けてわびしく懐しくにじむ涙に たえらりょか恋も命も泣きぬれて風に散りゆく夢ならばふるな都の夜の雨思いあ