あなたの面影(かげ)が あと追いかけて
みれん重たい おんな旅 おんな旅
別れ言葉が 身を切るように
胸に冷たく ささります
愛がこぼれて… 涙こぼれて…
紅葉大和路 秋しぐれ
よりそう肩も 失くしてひとり
たどる長谷寺 登廊(のぼりろう) 登廊
あなた赦して 歩けなかった
恋の階段 一歩ずつ
叶うことなら… 二人も一度…
紅葉大和路 訪ねたい
あなたに逢えて 幸せでした
たとえ終わりが 涙でも 涙でも
はらり病葉(わくらば) この手に受けて
時の流れを かみしめる
愛はそのまま… 胸にこのまま…
紅葉大和路 深い秋
山背の風が 吹けば活気(いき)づく港 男たちが荒波を越えて 海へ出る苦労重ねて大漁の 旗をさすよかった よがった いがったなさあさあ みんなで 飲んで歌おう三陸
押し寄せる 波にも負けず泥にも 負けないで来る春を 密かに 待ってる花よ生きること 歩むこと辛く苦しいけど…キミがいる ボクがいる愛する 町がある幸せを 願うよ
集いし鳥たちが 羽根を休めるようにわたしの心を 癒してくれたひたむきに 凛として舵とる 葦の舟 母の船嫁ぐ日の装いに 頬に光った 母の涙「寂しい」と 言えずに「
レールが つながり 時計もつながり人のこころも つながったやがて春に みんなの 笑顔が戻ったポーン ポン ポーン ポン盛(さかり)を発ってポーン ポン ポーン
千本格子に 灯がともりゃ諦めみたいに 日が落ちる哀しいほどに 愛しいあなた待つより他には ないのでしょうか淋しく咲いて 色変えるなみだ七色 紫陽花二年坂忘れてし