名残月露草(つゆくさ)染まる あつかしの夢の夢こそ 哀れなり名残月朧(おぼろ)に霞むすすき野を揺らすは風か ため息か名残月(しんしんと)散りゆく定め知りつつも(しんしんと)今咲き誇る花の哀れよ名残月(しんしんと)消えゆく定め 知ればこそ(しんしんと)今降り積もる 常(とこ)しえの光