三丘翔太

  • たった二年と二ヶ月で – 三丘翔太

    小さな部屋でも お城と信じ小さな愛でも 命と信じたがいにつくして 暮してきたが今日から他人で 別れる二人誰をせめたらいい 誰と泣いたらいいたった二年と二ヶ月で終ってしまうの 二人の愛は 憎しみあっての 別れであれば傷つけあっての 別れであればたがいの明日を 思った末にこうした別れを 選んだ二人何が間違いなの 何につまづいたのたった二年と二ヶ月で終ってしまうの 二人のくらし 何が間違いなの 何につま…

  • 華のひと – 三丘翔太

    辛いという字に 一を足したら幸せという字に なるというわたしもなりたい あなたの一の字に今日は泣いても 明日があるわいつだっていつだってあなた華のひと 季節を遅れて 咲く花もあるいつまでもわたしは 待ってますあなたがホントの 男になる日までそうよ今夜は 酔ったらいいわつまずいて 泣いたってあなた華のひと 負けたと言うのが 何より嫌などこまでもこどもで 意地っ張りそれでも憎めぬ 寝顔のあどけなさそん…

  • 困るのよ – 三丘翔太

    あなたの噂が 出るたびにとぼけた顔する この身の辛さ今更ふたりは いい仲なんてとても他人(ひと)には 云えないわ困るのよ 困るのよあなたのうわさ 困るのよ かなしい噂を 聞きました綺麗な誰かと 暮らしてるとか逢えなくなっても 信じていたの寝物語の ささやきをいじわるね いじわるねあなたのうわさ いじわるね 今夜も噂の 花が咲く私の涙を 知らないふりでやきもち焼いては 甘えた夜を想い出すのよ 恋しい…

  • ゆうなぎの唄 – 三丘翔太

    みちくさ子どもは 茜色じゃれ合うかげぼうし 帰り道気をつけ帰れと とうふ屋ラッパ知るべ見守り 皆となり組だれもかれもが じゃぁまたあしたゆうなぎの唄 やぶれた沖網(おきあみ) 浜の舟日焼けの漁師が 縫い仕事丸めた背中を 夕陽に伸ばし明日(あす)も晴れよと 両手を合わすだれもかれもが 日ごと生きてるゆうなぎの唄 夕餉(ゆうげ)のにおいか 焼き魚どこかの窓から 流行歌(はやりうた)薄暮れ 町の灯(ひ)…

  • 捨てられないの – 三丘翔太

    女のしあわせ くれました甘い涙も くれましたあなたの嘘には 夢がある芯から泣かせる 夢があるばかねばかね 信じたのあなたは私を 捨てたけど捨てられないの あなたがすべて 背中のホクロは 深情け指でなぞって 言ったひと兄さんみたいに やさしくて弟みたいに 可愛(かわい)くて好きよ 好きよ 今も好きあなたは私を 捨てたけど捨てられないのあなたがすべて あなたと拾った迷い猫今はヒロシと呼んでます七色十色…

  • 釧路発5時35分根室行き – 三丘翔太

    あの娘の白いマフラーを濡らした霧が今日も舞う風のうわさを追いかけて夜明けも待てず挽歌の駅へ釧路発5時35分根室行き 幸せそうに手を振って別れて行った雪の朝あれは哀しい芝居だねひとりで何を想って暮らす釧路発5時35分根室行き 朝日に煙る雪原の最後のカーブ汽車は行く泣いているのは流氷かあの娘が遠く呼んでるような釧路発5時35分根室行き 人気の新着歌詞 天草みれん – 三丘翔太 ひとりたたず…

  • しあわせのうた – 三丘翔太

    さぁ みんなで歌おうよしあわせのうたを笑顔と笑顔がぼくたちをつなぐ どんなにいやなこともどんなにつらいこともしあわせのうたを歌えば未来の君がいる La La La Sing a SongLa La La Sing a Songさぁ みんなで歌おうよ さぁ みんなで歌おうよしあわせのうたを昨日と明日をあのうたがつなぐ どんなにいやなこともどんなにつらいこともしあわせのうたを歌えば未来の君がいる La…

  • 発車のベルが長すぎる – 三丘翔太

    乗ってくるひと 降りるひとどこへゆくのか 帰るのか俺はいったい どこへゆくおまえと別れ どこへゆくすがるなみだに 背を向けて仕方ないさと 別れたけれど発車のベルが 長すぎる 横に流れる 窓の雨駅に着くたび 縦になる遠くなるほど 胸を刺すおまえのなみだ 胸を刺す理由(わけ)も言わずに 背を向けた俺を許せる はずなどないが発車のベルが 長すぎる 待っているのか 今ならば駅のベンチで 泣きながらだけど戻…

  • そんなもん人生 – 三丘翔太

    雨が降るか降らないか一か八かで傘もたずやっぱり今日も雨が降る一か八かの人生で誰が得する お地蔵さん通りの地蔵に聞いたとて応えがでてくるわけもなく 我がの人生おかしいか?いやいや世の中そんなもん山なし谷なし退屈か?いやいや人生そんなもん 純喫茶のべっちんに指でなぞるはひとの跡誰を想うわけもなくただただゆっくり目を瞑るカランコロンが響いても珈琲の匂いかいだとて恋の記憶もないくせに そんな人生つまらんか…

  • よこはま埠頭 – 三丘翔太

    黄昏くぐって 行き交う貨物船よこはまあの娘はどこにいる カモメに聞いたってピヨロピヨロと 啼くばかりひとり港を さ迷えば未練ホロホロ 夜風もホロホロ赤いドレスを 見たという噂たずねて 伊勢佐木あたり 遠くで出船の 銅鑼の音五つ六つよこはまあの娘の思い出が 心に押し寄せて過去に振り向く 石だたみひとり港を さ迷えば未練ホロホロ 夜風もホロホロきっと明日は 逢えそうなそんな気がする 本牧あたり 夜更け…

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