一節太郎

  • 博多情話 – 一節太郎

    涙はお酒でまぎらすものとこころ尽くしの言葉が ああ滲みたの行き暮れ泣いている傍で歌ってくれた中洲の流しあれが馴初めあなたとの なんね、淋しか声して!気ばって唄って来んしゃい。私んこたなァんも心配せんでよかと。ばってん、あんたももう歳やけん あんまり無理ばせんとってね。…そしたら気いつけて! 人形小路の馴染みの酒場で縁し 盃 ふたりで ああ重ねた三々九度は 形だけ山笠出た日 祭りの晩を想い出します …

  • 浪曲子守唄 – 一節太郎

    逃げた女房にゃ 未練はないがお乳ほしがる この子が可愛い子守唄など にがてなおれだが馬鹿な男の 浪花節一ツ聞かそか ねんころり (セリフ)そりゃ… 無学なこのおれを親にもつお前は ふびんな奴さ泣くんじゃねえ 泣くんじゃねえよあんな 薄情なおっ母さんを 呼んでくれるなおい等も 泣けるじゃねえか ささいい子だ ねんねしな 土方渡世の おい等が賭けたたった一度の恋だった赤いべべなど 買うてはやれぬが詫び…

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