ロクデナシ
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脈拍 – ロクデナシ
いま 君の顔 君の声 消えちゃっても優しい思い出は 片手に収まらないよみて 青い空 白い月眩しすぎて 涙が 溢れても好きだ と伝えちゃ駄目だ 交差点に射す夕立雨宿りしながら震えていた繋いだ手から伝わる鼓動“止むことはないんだ”と 君が言った いかないで 怖いよ君の心の暗闇 叫び 受け止めたい傘を畳んだ 人波が指を空に向け 虹を見た いま 君の顔 君の声 触れる度に痛くて 怯えてる 脈拍が伝わってく…
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心の奥 – ロクデナシ
辛いことなど ないはずなのに寂しくなるの 夕暮れの中醒めない夢に 言葉を乗せて明日に問うの 息の仕方を 愛されたいって思う度に笑えてるか分からない から 今 傷が痛んだ 心の奥でも涙は まだ綺麗なままただ 君が居たんだ 忘れない愛の音だけ また奏でてく nn そのままで辛いままでも優しい光が夜を包むまで褪せない色を 溶け込む音を忘れないでいよう最後の日まで 分かってよこの寂しさを息ができるか分から…
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流星の声 – ロクデナシ
例えば心とか愛に形があって僕には君みたいに見えたら好いなと願っている この想いが溶けてなくなる前に星空の足跡を探しに行こう 君と触れた世界の中まだこのまま消えたくないよと叫ぶ確かな心拍が今僕らの間に降り注ぐ結ぶ指先はきっと離さないから 誰でも取り戻せない過去と後悔があって解けない痛みこそが人の証だろう 眩しく瞬いて零れた流星のように一つになって重なる声はずっと何処までも届いていく 冷たい涙を抱えて…
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花泡沫 – ロクデナシ
私君花泡沫 明滅散るアベリア生きるるに足るなにかは手を伸ばせば夢だと気づいた 紡ぎだす心のメロディが「私は居なくても問題ない」なんて嘆きだす消えたがる朝夏夜いつか訪れる奇跡を待ち侘びる 待てども心は仇桜で 私君花泡沫 明滅散るアベリア生きるるに足るなにかを抱き寄せられたのならそれらをただ愛と呼んでみたいな 瞳映りながむ軒先 溢れ出すアノマリー今は凍て星 過去は美し冬のような心に咲いた優しい花火に声…
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草々不一 – ロクデナシ
「あと一つ」「もう少し」駄々を捏ねた人生も背が伸びた今じゃ需要のサイクルにも入らない 今日も懲りずゆれ動く心の焦点をずらして自分じゃない誰かのために笑う日々でした 誰のための言葉だったんだろう誰のための仕草だったんだろう ねえ待ってたの私のための泣き場所を 傷つくだけの日々が今あなたの言葉で弾け飛んだ緩やかに濡れてゆく恋焦がれてゆくあなたの瞳に溺れてくの 草々不一 本日は雨模様私の心のようです他愛…
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アルビレオ – ロクデナシ
側にいても 離れたままひとつになれない連星アルビレオ ああ君が思うよりも僕は君でいっぱいだ流星みたいな移ろいを片時も離さず見ていたいの ああ僕が思うよりも君はずっとずっと遠い重なったように見える仕草苦しくなるほどに美しいな 君が好きって感情が残らず夜空を飾っている心が余った言い訳を愛だなんて呼びたくない 君は藍に浮かんだアルビレオこの心を奪ったままいらないのなら返してよ他に置き場もないけどさ いま…
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About You – ロクデナシ
ねえ 向こうへ行こう 海に行こうここじゃない何処かなら イコールいつも足りないものを探してる終わりは笑えているように 大なり 小なり 人を愛して 愛されたい優しい人になりたかったんだ冷たさは足りているから 信じて自分のこと ダメなとこさえ吐き出してねえ About you本当のあなたを知りたい愛して自分のこと 矛盾の数は生きた数だからAbout you ねえ About you ねえ どこ行こう …
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あやふや – ロクデナシ
月明かり1人で歩く言いたいことも 言えないままでホントの気持ち ホントの感情も知らないまま 時計は進む 貴方の優しさが遠くで ありふれた日常に君が居たから何も無い僕もここまで歩けたのあやふやな 言葉が 夜に舞う変わらない温度を思い出す 覚えてる君のその不器用なとこもつらいってさ言わずに静かに泣いてるのもあやふやなこの感情 愛しさも夢の中 いつか 綺麗な記憶になる 嗚呼 いつしか何もかもが人生君の色…
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ユリイカ – ロクデナシ
優しい人のなり方を 誰か教えてほしかった頼れる人のなり方を 誰か教えてほしかった 雨に濡れて傘も差せずにいることもどうでもよくなって明るさが急に怖くなって大丈夫じゃないよ 大丈夫じゃないよ 一緒に歩くの嫌になってでもひとりでいたいわけじゃなくて目を合わせて笑えなくなって大丈夫じゃないそれは大丈夫じゃないよ 何度傷つけ 間違って 失敗して優しさ蔑ろにしただろう傷ついて 許して 許されてお前は生きろと…
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愛が灯る – ロクデナシ
ただいつもより寂しくなってぽつりぽつりこぼれる言葉僕には何も無いようだから涙くらい流させてくれ そうやって過ごした日々にいつかいつか意味はできるの?こうやって傷つく夜にひとつ光の音が 嗚呼やがて来る明日の前でもう怖くないって言えるようにただ愛が灯る 優しく灯る今日は今日は笑えるように そうやって苦しい日々をいつかいつか抱きしめられる?こうやって泣いちゃう夜にどうか導いてくれ 知ってゆく大人になるの…