ポンツクピーヤ

  • 20歳 – ポンツクピーヤ

    今俺がハンドルを右にきれば終わる人生があってでもそれをしないのはまだこの世界に未練とかあってそう言えばお前とまだ酒飲んでなかったなビビらなくてもいいぜ、俺らもう二十歳なんだぜ 自分が死んだら悲しむ人の数指折り数えたら片手で事足りて、なんだか少し虚しくなる友達は数の多さなんかじゃないのに揺られてしまう心は正直なんだ 別にいいじゃないかほっといてくれよ、俺は俺で手一杯さ愚痴は垂れるけど俺の愚痴は言って…

  • 涙がキラリ – ポンツクピーヤ

    大体の答えは最初からわかってるつまり孤独だってことバンドも会社も大差ない頭垂れてヘラヘラ笑うだけ猿と猿は群れをなしてメスでも見ながら酒でも飲んでべしゃりで泣かせりゃいい愛想笑いし、学芸会きゃっきゃ言われて歌うラブソング「愛してますから愛してます」恋愛しか絶望ないんすか?同じ日々の繰り返し飽きて女と子供を作ってスパイス奴らと大差ない あぁ、また言ってしまった後悔が胸をじゅくじゅくさせるあぁ、ブルーラ…

  • それだけ – ポンツクピーヤ

    とってつけた愛情で絡ませた 2人の生活は夏の微熱でくっついたり離れたりする顔を赤くして咽びながら振り返る君を眺めた夏が終わるそれだけ、それだけだよ、 シンナーの匂い漂うマンション建設地を過ぎれば君と過ごしたボロアパートがあって引越したて、勢いで買った観葉植物がベランダの隅で枯れている 思いつきの性欲でまた君のことを傷つけてカーテン開けっぱなしで君がそれを嫌がって ああ、もう、いいよって言ってみたら…

  • ひとりごと – ポンツクピーヤ

    「友達に戻ろう あの頃の方がさ楽しかったの」君の吐く息が 胸を握りつぶし君の笑い声が聞こえるや あの日の出会いや 崩れたきっかけを思い出すんだ 僕の吐く息が枕に染み込んで涙の音が 聞こえるや それじゃ、グッバイまた明日会おうな僕らはまだ始まりじゃないか僕の好きな歌ならもう一度ほらやり直すよ僕の愛してるに何があるの?わからなくて空を見上げたらさ月があまりに綺麗すぎてこれじゃもう、笑っちゃうんだよ 例…

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