ハルカミライ

ヨーロービル、朝 – ハルカミライ

朝焼けの街で眠たい目をこするんだ
駐輪場を通る道の方が近いな
あのガードレールの落書きは消されたみたいだ
あったってたいして見向きもしなかったけど

同じようだ あの落書きと僕ら
誰に見られてるわけでもない
それでもきっと知らない誰かが
どこかで見てるそんな気がして

ah 繰り返しの日々の中 何を望んでる
ah 終わりが来る前に君といられたら

16号沿いの車も眠ってるから
赤信号でもいつでも容易く渡れる
この間の春には桜が咲いていたよな
まるで一瞬のように飛んで消えて行った

違ってたっけな昔の僕らは
誰が評価してくれるわけでもない
変われないのが何より怖くて
変わってないかな 僕ら変わってないかな

明日も見えないのに終わりを見据える僕ら
形の無いものに必死に名前と意味を付け足して
息をしている

ah 僕らは今明かりの中 覚めない夢と今を
ah 疑いながら信じてる 信じてる 信じてるよ

朝になったら眠る
明日になったら僕ら何をしよう
朝になったら眠る
明けない夜は無いだろう

朝焼けの街で眠たい目をこするんだ
駐輪場を通る道の方が近いな
あのガードレールの落書きは消されたみたいだ
また目が覚めれば新しい今日に出会えた

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