ハセガワミヤコ
-
満ちてゆく – ハセガワミヤコ
どうにもならないことだらけうつむくわたしの 髪をそっとなでてあなたはいつの間にか ちいさな花飾って「綺麗だね」静かに ほほえんだ 大事なものはひとつじゃない 両手に抱えきれないけれどなにより大事なんだ あなたと出逢えたこと 満ちてゆく 満ちてゆく ふたりのこころも月も海も癒えてゆく 癒えてゆく この傷もいつの日か明日へとつながってゆく 道はそう 愛に包まれて きらめく石よりこころひとつ 携えてゆけ…
-
ほんとうの恋のお話 – ハセガワミヤコ
あのもみの木の枝にすわって 月のしずくあびて手をのばしてほんものの星 ひとつみつけて てっぺんにかざろう ほんとうに だいじなもの やっと やっと みつけたよそれは さみしさを ごまかすのじゃなくこころの奥のほうでつながってること くつしたに夢を ふたりにキスを もういちどもういちど届けてください ずっと前の絵本の世界 銀の雪光 ふたりを照らしてつないだ手のこのぬくもりを 2度と失わぬように ほん…
-
今は昔 – ハセガワミヤコ
春の息吹を感じる頃に 君に出逢い 恋に落ちた 今は昔君に逢う日を指折り数え 胸を馳せて眠れぬ夜 ひとり越えて季節は巡り 刹那を知っても あどけなく笑う二人で ありますように戯れる二人 全て忘れて 愛し合う悦びに 身を任せて春の風吹く 半月の夜 また逢える日を約束して 手を振りゆく春の息吹を感じる頃に 君に出逢い 恋に落ちた 今は昔君に出逢い 恋に落ちた 今は昔 人気の新着歌詞 まあるいおさかな空へ…
-
おんなじ空の下 – ハセガワミヤコ
眠い目をこすりながら 一日が始まる営みをくり返し 地球は回る隣の子供が泣いて うちの犬が吠える何でもない毎日の 愛しい瞬間ねえきみの目に 映るものなあにどっちを向いて歩いてゆくの?おんなじ空の下 見守っているよらら… おんなじ空のした古傷をさすりながら ぼくたちは進むちいさくてでもおっきな 世界は回るねえきみの目に 映るものなあにどっちを向いて歩いてゆくの?おんなじ空の下 見守っているよらら… お…
-
fuzzy peach – ハセガワミヤコ
曖昧な昨日 曖昧な今日 曖昧な明日 そして未来 はっきりしなくても 急いで決めなくても今はまだそれで いいんじゃないかな 今をぎゅってだきしめてれば 瞳に映るもの一個あれば全部ちゃんとできなくたって 長い夜さえ怖くない だけどわたし いつも思いつめるから こんなこころ 解き放ってよ 好きな香り漂わせ あなたのわたしの混ざるのもいい一緒に遠くまで 行けたらいいよね 今をもっと抱きしめて 「絶対」とゆ…
-
故郷の空 – ハセガワミヤコ
去年の今頃は 想像もつかなかった一年後の自分が こんな風になってること 明日目が覚めたら 逆さまの世界だったりしてだからこそ だからこそ 今日とゆう日を大事にして 僕にはふるさとがない 時々淋しくなるけどこころに帰る場所がある ずっと変わらぬ場所 あなたのそのほほえみ たったひとつの僕の家あなたの故郷の空 そんな僕でありたい 来年の今頃は どんな風になってるかな?見当もつかないけれど 笑っていられ…
-
さよならエスプレッソ – ハセガワミヤコ
エスプレッソが大好きで いつも二人で飲んでいたもちろんダブルで頼むけれど スプーンに山盛り お砂糖二つかき混ぜたりしないで そっと溶かして飲んだ 苦くて甘い 恋の味エスプレッソが大好きな きみはもう ここにはいないエスプレッソを飲むたびに きみのことを思い出す今日もダブルで頼んだけれど お砂糖は入れず 飲み干した移り気なぼくを戒めるように 苦く切ない さよならの味エスプレッソが大好きな きみはもう…
-
月のうさぎ – ハセガワミヤコ
月のうさぎに逢いたくて 今日も 帰り道 夜空を見る目を合わせて悟るように 月は こっちを見てる 今日の僕は素敵でしたか? あの子に優しくできたかしら?月のうさぎよ ねえ教えて 道の標になって 夜を超えて大河を渡り うたうように 時を重ねたい惑わされて 流されても あなたの姿 焼きつけて 誰が何と言おうとも きっと 叶えたい望みがあるひそやかに見守るように 月は 今日もついてくる 手を伸ばせば届くよ…
-
だから僕は髪を切る – ハセガワミヤコ
余分な物が多すぎる 余計なことにまみれてる真夜中に散らかった部屋 うんざり ため息 ときどき間違って 見失って リセットボタン探してる だから僕は髪を切る 変わりたいと願いながらだから僕は髪を切る 変わっちゃだめと叫びながら 笑い飛ばしてしまえたら どんなにいいかしら自分の中の決めごとを 消しゴムで消してしまえ 束の間の光に惑いながら やるせなくてこころに秘める だから僕は髪を切る ごめんなさいの…
-
風まかせ – ハセガワミヤコ
とにかく僕は疲れている すごくすごく疲れている働いて しかられて 思い通りになりゃしない 好きな本を読みたい 目覚ましなんてなしで眠りたいあれもやらなくちゃ 頭がパンクしそう だけどきみがいてくれる それだけで頑張れそう難しいことは風まかせ 愛し愛されるしあわせ とにかく僕はがっかりしてる とてつもなくがっかりしてるわがままで いぢわるで ずるい大人 切なすぎる かたくてやわらかい 僕のこの頭をま…