テン・リー

  • ついて行きたい – テン・リー

    港灯りに 鴎が一羽雨にさらされ鳴いてる帰るあてもない 身の上ばなし涙ばかりが 後ひく せめて一日 せめて一晩あなたのとなりで暮らしたいついて行きたい ついて行けない問わず語りが悲しいついて行きたい ついて行けないあなた恋しい 寒さしのぎに 背中丸めて海鳴りばかり聞いてる燃える想いさえ 届きはしない波がふたりをさえぎる女ひとりの 心細さをも一度優しく 抱きしめてついて行きたい ついて行けない愛はいつ…

  • 駅舎 – テン・リー

    北はさびしすぎるから南行きの汽車に乗りますわたしのことは 大丈夫どこかに落ちついたら 手紙を出しますいま 別れをためらえばすがるしかない 女に なるわ愛した日々の重さに ああ耐えてますI SAY GOOD BYE孤独な女に 似合の街を探します 愛はいつも残酷ね信じすぎた者を 傷めるあなたにもしも逢わなけりゃ平凡すぎるほどの 生活をしてたわいま 見送る人もなく動きはじめる 駅舎の灯りながす涙の熱さに…

  • 日本海ひとり旅 – テン・リー

    親のない娘が 親不知流れて北へ 旅を行くぽつりひと言 故郷なまりあなた あなた どこまで…淋しさ 辛さにゃ 慣れっこだけど窓辺のみぞれが この身にしみる 飛びたい心 舞鶴港あなたを追って せかされる波の向こうは どこの国夢は 夢は いつまで…やさしい言葉にゃ 泣かされたけど窓辺の氷雨が 涙を流す 仕方ないのと 男鹿半島眺めて過ごし さい果てへ愛しているわ いつだってせめて せめて もう一度…あなた…

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