チョン・テフ

  • 一秒のバラ – チョン・テフ

    舞い上がる砂 水売りの声が肌に焼きつく サハラの太陽愛した人 忘れたくてその手で外した 金のピアス抱いて抱かれて サハラナイトそそりそそられ ダンスはベリーさらいさらわれ サハラナイト炎を纏(まと)って 一秒の薔薇になれ 朝焼けの窓 吹き抜ける風に生まれ変われる かすかな予感流れる汗 熱い視線「カチリ」と外れる 愛の呪縛誘い誘われ サハラナイト乱れ乱され ハーレム市場溺れ溺れて サハラナイトこぼれ…

  • 銀のロザリオ – チョン・テフ

    サヨナラの 声も聞こえない降りしきる 雨の中消えてゆくあなたの 胸で揺れてた銀のロザリオ あの日の誓いあなたには 帰る家がある知りながら 愛を信じてた冷たい雨が 冷たい嘘が心を濡らして 突き刺さる 愛してる あなたただ一人抱きしめた 腕の中指輪の代わりだと 胸に飾った銀のロザリオ 甘いくちづけ叶わない 甘い夢を見た愛された フリをしたかったこのままずっと このまま一人過去(きのう)に抱かれて 眠り…

  • 甘い束縛 – チョン・テフ

    恋する女は 欲張りだから男のすべてを 知りたがる逢えない時間を ジェラシーが吐息の破片で 埋めてゆく愛を縛り 奪い絡みつく 甘い束縛どこにも行かせない誰にも外せない 美しい花よ 綺麗な女は 宝石だから男は誰でも 触れたがる妖しい瞳が くちびるがジワジワその身を 狂わせる命賭けて 捧げ締めつける 甘い束縛どこにも行かせない誰にも渡さない 美しい花よ 愛を縛り 奪い絡みつく 甘い束縛どこにも行かせない…

  • ステージ – チョン・テフ

    そうよ愛の歌 歌いながら私の旅は つづく人生いつもあたたかい 眼差(まなざ)しで見ていてくれる あなたがいるのこの世に生まれ 良かったあなたと出会えて 良かったどこに行っても 私のステージまばゆい光りをあびてあなたのために いま歌う私が生きてる このステージ そして泣いている 人がいれば私は謡(うた)う そっとよりそいいつか世界中 幸せになる日が来ると 信じているの愛され愛し 抱(だ)き合う涙と笑…

  • 冷たい雨 – チョン・テフ

    肩を叩く 冷たい雨がとうに手放した 恋を悔やんで 降りしきるあぁ 何で今さらあぁ なんで逢いたい未練な 俺なのさ突き刺さる 銀の雨が降る夜の街に ひとり 路地を濡らす 冷たい雨に傘も借りれずに ひとり濡れたり してないかあぁ 甘いコロンがあぁ 今も恋しい未練を 抱き寄せる届かない 二度と 帰らない今も好きさ おまえ あぁ なんで今さらあぁ なんで逢いたい未練な 俺なのさ突き刺さる 銀の雨が降る夜の…

  • 涙のエトランゼ – チョン・テフ

    窓を開ければ ギリシャの海が碧くきらめく 宝石みたいあなたがくれた サファイヤ色の星のピアスに よく似ているわ過去(きのう)を捨てて 想い出捨てて違う明日を 探しに来たけど淋しくてユラユラ 切なくてユラユラ涙のエトランゼ 白い坂道 白い教会オモチャみたいな 小さなカフェ(おみせ)イアの夕日が 優しく染めて昔流行った 映画のままね街を歩けば 見知らぬ人がワイン片手に 誘ってくるけど恋しくてユラユラ …

  • 合鍵迷子 – チョン・テフ

    嘘つき 弱虫 いいかげんそれも 好きならばしょうがない少しの傷なら我慢もできたでもね いつか 夢は覚めるはず時はどうせ 粉々に消える女の手に 残るのはわずかさみしさが迷子やさしさだって 迷子ぬくもりにばかりすがるの合鍵は捨てて思い出なんか もう 捨てて心を 今夜 返して くちづけ ため息 横顔どれも 忘れられるはずないそれでも誰かに 獲られるのならいっそ 全部 終わりにしましょう花もやがて その色…

  • レイン・ストーリー – チョン・テフ

    さよならをさえぎり走り出すタクシー雨音 残して君の香りが消えてゆく振り向かず歩けばそれですべてが変わるのに濡れたままのレインコート心を引き止めたがるきっとほんとは気づいてた僕には 君だけだと誰にも渡せない君を誰にも渡せない涙をまだ 許せるならなにも終わりじゃない 思い出はつらいねひとりにしてくれないもの二人でいた 季節だけが心をあたためているどんなせつなさもほんとは幸せ 支えていた誰にも渡せない君…

  • 帰れないふたり – チョン・テフ

    いますぐ帰れば誰も傷つかないその手を放して風に身をまかせて このまま流れる夜ははかないから見えないものほど夢と思えてくる どんなにあなたを抱きしめてもこんなにあなたを苦しめるだけ どこにも行けない道に気がついてた消えない星空ふたり 探しながら あふれる涙もいつか渇くはず言えない言葉に愛を 込めたままで どんなにあなたを抱きしめてもこんなにあなたを苦しめるなら 叶わない 心はもう 置いてゆこう どん…

  • あの日のワイン – チョン・テフ

    ドアが開くたび小さな鈴が鳴る唇に当てたグラスふと手が止まる 次の季節には名前も変わる店思い出は 時を止めてただ消えてゆく さよならをくりかえすあの日のワイン終わらない夜だけが愛を深くする 君と来た頃の時計の音がした幸せがあふれていたただ遠い夏 さよならを忘れない哀しいワイン抱き寄せた愛がまた傷を深くする 一度 灯したら元には戻らないキャンドルはその運命(さだめ)になぜ 美しい さよならをくりかえす…

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