スロウハイツと太陽

光の中で – スロウハイツと太陽

いつまでも夜が明けないなら
私がここに いたことだって
なかったことみたいだな
帰りの切符も 無くしたまま
電車はもう眠ってしまったみたいだ

形にならない言葉だったら
こんな夜もちゃんと傍に いてあげられたのかな
涙が出るよりつらいことも
ここまで独りで抱えてきたんじゃないか

苦しくって 傷ついても
言えなくって でも痛かったよな
もう隠さなくたっていいから

いつかは笑って 僕らは生きれるかな
あの日は今でも あの日のまま
それでも笑って ねえ笑ってって
あなたの言葉を 今更 思い出す

無色透明な日々だったら
私はもうどこにもいないみたいだ
言いたい本音も言えないまま
私なんていらないって 叫んだ声も消えた

何が悲しくて 僕らは泣いていたっけ
言われた言葉は 消えないまま
それでも笑って ねえ笑ってって
あの日の言葉を 今でも思い出すよ

あの人みたいに生きれたら
誰かに合わせて笑えたら
あの娘みたいに笑えたら
もう少し上手く生きれるかな

いなくなる前に戻れたら
もう一度ちゃんと話せたら
さよならした日に戻れたら
もういいんだよって言ってあげれたかな

いつかは笑って 僕らは生きれるかな
あの日は今でも あの日のまま
それでも笑って ねえ笑ってって
あなたの言葉を 今更

いつかは笑って
ねえ笑って

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