サザンクロス

  • 可愛がられて – サザンクロス

    可愛がられて 可愛がられて雨の巷に 捨てられましたなりふりかまわず すがってもうしろも見ないで かけてゆくあなたはあなたは もう他人ひとりぽっちの 傘にかくれて泣くだけなのね 可愛がられて 可愛がられて子猫みたいに 捨てられましたどんなに涙で ぬらしても愛され愛した くちびるのあなたはあなたは 消えないわひとりぽっちじゃ 何も出来ない悲しい わたし こわれてしまった 幸福のかけらにうもれて これか…

  • その名はレイコ – サザンクロス

    さびれた酒場の 片隅でひとりで飲んでる 女がいる愁いをふくんだ その横顔が生命をもやした あの時の別れたあの娘に よく似てるその名はレイコ その名はレイコ はじめてあの娘と 唇をかさねたあの日は 雨だった想いを残して さよならしたが離れていたって 忘れない好きよとすがって 泣いた女その名はレイコ その名はレイコ あれからどうして いるんだろ尽くしてくれたね 何時だって今ではなんにも してやれないが…

  • さようなら幸せに – サザンクロス

    煙草の買置き しといたわ風の薬はいつもの 箱にあるのよお酒もいいけど すぎないようにあなた無理しちゃ いけないわどうかからだに 気をつけてああ 幸せに さようなら 幸せに 背広を着たまま 寝ちゃ駄目よなぜかいくつになっても世話がやけるの誰にも好かれる あなただけれどあまり夜更し しないでねちゃんとお仕事 なさってねああ 幸せに さようなら 幸せに タンスの整理を していたら古い写真が出て来て 泣け…

  • さそわれて長崎 – サザンクロス

    ここまできたなら あなたにおまかせ傘などいらない 小雨の石畳ぬれて ぬれて ぬれてもえて もえて もえてぁぁもえて腕の中さそわれて長崎 さそわれて長崎恋にはみじかい ふたりの長崎 今夜はまだまだ 酔わせてほしいわいまさらあとには もどれぬ思案橋のんで のんで のんでゆれて ゆれて ゆれてぁぁゆれて船になるさそわれて長崎 さそわれて長崎しあわせ夢見る ふたりの長崎 一晩かぎりの 別れはいやいやすがれ…

  • 愛ある限り – サザンクロス

    初めて あなた 愛して女の弱さ 知ったやさしい 言葉くれる あなたから私 どこへも 行けないこれで いいのね 信じてああ ああ 肩を抱かれて ふるえ愛ある限り もえる恋 涙の中で 光るのあなたの愛の 強さがいつまで だって 私 はなさない二人だけの 倖せつくりたいのよ 今日からああ ああ ラストダンスの あとは愛ある限り つくしたい ぬくもりだけで 酔うのカクテル よりも 甘いあなたのような ひと…

  • せめて聞かせて – サザンクロス

    せめて別れ際 せめてもう一度嘘じゃなかったと せめて聞きたいの踊る私の 耳もとで離さないよと ささやいたあなたは一人じゃ なかったの知っていながらも 愛した私 せめて一年の 夜のしのび逢い本気だったよと せめて聞きたいの午前三時の フロアーは人もまばらよ 抱きしめてあなたのものです この私たとえ別れても いついつまでも せめてあなたから せめてもう一度お前だけだよと せめて聞きたいの見つめ合うのは…

  • ひとり占め – サザンクロス

    指輪をかわした 仲ではないけれど一緒に暮らせる それだけでいい女はいつも弱いものよその手にささえられていたい頭から爪の先まで あなたひとり占めあゝ 恋ひとすじに生きて 生きて行きたい あなたは誰にも やさしい人だから心配しました 気がかりでしたどこへも行かせたくはないのとられてしまいそうで こわい寝顔から夢の中まで あなたひとり占めあゝ 恋ひとすじに生きて 生きて行きたい ひたすら 愛しぬいている…

  • 三の宮ブルース – サザンクロス

    三の宮 泣いて別れた 小雨に煙る舗道元町 泣いて別れた 雨に濡れた舗道ポートアイランドで 五時に待ち合わせたわ船は出て行くけど あなたは来ない三の宮 泣いて別れた 雨に濡れた舗道 三の宮 胸はずませて いつでも逢った地下の街元町 明日を話した 二人だけのレストランポートターミナルに 汽笛が響いてる楽しかった日々を 想い出させる三の宮 海の香りが 涙さそう舗道 三の宮 傘もささずに 肩を濡らす裏通り…

  • もっと愛していたら – サザンクロス

    だしぬけに あなたは云ったおれをダメに しないでくれとはれものに さわるようにいつも大事に してたつもりこれほどたのんでも 行って行ってしまうのねこれほど信じても 夢で夢でおわるのねあなたを かりたてるものがわたしは 憎らしいわもっともっと愛していたら もっと愛していたら 倖せを こわしてまでも遠いとこへ 行きたいなんてながすぎた恋は 恋じゃないの中味はとうに 空ねこれほど愛しても 行って行ってし…

  • 死にもの狂い – サザンクロス

    可愛い女に なりたいばかりに左と云われりゃ 左を向いたのよ後生よあなた 本音を云って手足になるわ いのちにも予期せぬ悲しい 別れの言葉死にもの狂いで 愛したの死にもの狂いで つくしたのだけど後悔してません今日までひたすら 生きてきたから ひとつの毛布に からだを寄せあい寒さをしのいだ 季節もあったわね駅までひとり 歩いて行くわ見送らなくて 大丈夫扉をしめたら 振り向かないわ死にもの狂いで 愛したの…

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