ササノマリイ

  • Little Missing Stars – ササノマリイ

    はじまりは 音もない場所から 生まれ落ちた触れるものもない箱庭 何か震えていた 寄り添うと聴こえたゆく宛てない歌 歌った 何もないけど 歩いて行こう少しずつ 描いていこう ふたりが確かにここにいた証を残せるように 君だけの表情で何度でも 笑って声が 終わるまでは 形のないこの歌を忘れてしまわぬようにそっと手を 触れてたいの 消えてしまう思い出もさみしくないように抱きしめて 夢を見せるの もう大丈夫…

  • トコシエスタ – ササノマリイ

    そよ風のようにそれは隙間を撫でて笑うかわるがわる毎日を彩っていく 照らされたような気がしたどこにでもある毎日をこの手に手渡されたように思えた 柔らかく笑う君の側で僕にできること探している心に灯ったこの温度を守っていたいんだ 他愛もないこの日々を抱きしめたいと思うのはいつまでも この景色をあなたと笑っていたいから 祈りは風に乗せてあなたの呼ぶ声の方へ形の無いかけがえない想いはいつか 言葉になっていて…

  • まってる – ササノマリイ

    酔ったふりして伝えたいことがあるのだから ちょっと聞いて。 「世界中 どんな綺麗なものより 君こそが」やっぱいいや。 もし透(とお)く透くなったその傷が痛むなら 救えやしないけど 撫でてみようただ 目を閉じるより いいよ 何度何度何度何も変わらなくっても僕らは答えの無い世界で のんびりは 出来ないかもだけどさ 交わした声忘れないでね いつか一緒に 笑おうねいつも いつも 想ってる たったひとつの願…

  • まわりまわる – ササノマリイ

    いつもどうりさ。少しずつ変わってく、たまに早歩きになって。 君が笑った。つられて笑っちゃおうか、そうだ。どこまでも大正解! ひとつ ふたつ 重ねていく今日も あしたも抱きしめてたいよ いつだって ここがぼくのこころゆっくりと じんわりと 溶かしてくれるんだ 君とふたりで 夢うつつ溶けて混ざってふたりで眠っちゃって声がするほうへてくてくと 気付けばティクタク 響いている時計の音で 目覚めるまたあした…

  • きっと変わらない色 – ササノマリイ

    見えない 言葉を 見てるような感覚 水に映る景色がどうしたって焼き付いて 離れないな揺れてる 音すら 聞こえそうで ぼくら いつまでも わかったふりでさ 笑えないね だからいっそ このまま そっと 沈んでさふざけたこと言い合って 笑えるくらいきっと 好きだよ ずっと 好きだよ朝焼けに溶けてく 夢を 見てた 消えたい 思いも 霞むような景色を 見ていた はずだったんだ思い出が焼き付いて 離れないなす…

  • solitude – ササノマリイ

    惨悽(さんせい) 群青 彼はもう いない夢のようなほど 酷く歪んだ世界後悔 諦観 甘すぎて いた僕は何もできなかった 形のない悪魔の様な欠けてゆく 未来から 落ちた見たくもない救いで閉じた夢はもう醒めた 今 僕は生きてる 救えもしないままただ 目を見ていた後悔に塗れた 手を拭えなくても まだ僕は息をする僕は息をする 籠の中で 眠ることすら叶わなかった 細く鳴いた見惚れるほど 綺麗な月が何よりも今 …

  • メラメリ – ササノマリイ

    感傷 鮮明に広がるストーリー痛みが響いてく 籠の中感情 曖昧なまま かくれんぼ視界を塞いでいくんだ 正反対みたいじゃない?何もかもぼくら大体さおかしくない?吊り合わず壊れちゃうよって関係無い くだらない思考捨てて アン ドゥ トロワそう 虚目に笑って さあ メランコリー メリーゴーラウンド塞いだ目で見てよ忘れ物なんだっけ?メランコリー メリーゴーラウンドようこそ僕らが みたい世界 違うかも でも未…

  • Jeanne – ササノマリイ

    愛憎相半ばが丁度良いのです本当に守りたいのは何だっけ暗い海に溺れているような心は 埃まみれだ 言いたい事に鍵掛かった守る価値もない呪いで思い出す夜にただ祈ったあなたが私の救いであるならと重ねた肌を 確かめたんだ最後の時を 迎える日までこの感情よ生きていてと願う 変わらない 思いすら 崩れ出してしまうよ溶けて消えてく雪 みたい何もかも不条理まみれ でも愛してた壊れた昨日から救い出してくれよいつまでも…

  • つたわらないね – ササノマリイ

    思えば些細な ことだった夜更かしした二人の距離から何も変わらないままでいて全てが変わっていく気がした 君は何も変わらないままで笑う顔に息が詰まってはそれすら綺麗に映る僕は何もわかっていないな 単純な世界で よかったのに過ぎた線の上 僕らは綱渡りさこんな心を神様よどうか 見ないでいて このままこの距離が 溶けてしまえば無くなってしまえば なんてさ戻らないあの日も 君が溢れるから重なり合う声を 思い出…

  • 雪花の庭 – ササノマリイ

    当たり前の事なんて何も 無いみたいだありがと いつもね ごめんね誰よりもわかってるなんて 思ってたすれ違い してたな 情けないや 君の目に映った世界が何よりも綺麗でありますように君の見ている 世界に 僕はいないとしても 重なる影も 交わす言葉も要らないほど君を想っているはぐれたまま 生きる事などできないほど君を想っている花の欠片 頬を撫でては 存在を確かめ合う縋るように 手を握るよ 君の涙花の様で…

Back to top button