ケイタク

カンマ – ケイタク

夏の終わりを告げる 少し乾いた風の中
移ろう景色が少し寂しく
小麦色に焼けてた 僕らの肌はもうすぐ
秋の訪れに姿を隠す…

きっとまたいつかどこかで あの暑かった日の思い出も
続きはあるからこれからもよろしくね…

蹴とばした石ころが水かげを探している
やがて消えてしまうのに…必死になって…
転がりだせば二度と元へは戻れないけど
それ以上のものを求めさまよう

遠い夏の日はもう終わる 刺すような陽射しもいつの間に
優しくなるから悲しくならないで

砂浜に打ち寄せては返す波の音だけが
人気のない海でただ響いている…
夏の終わりを告げた乾ききった風の中
移ろう景色は少し冷たい…

遠い夏の日はもう終わる 刺すような陽射しもいつの間に
優しくなるから悲しくならないで

夏の終わりを告げた乾ききった風の中
移ろう景色は少し冷たい…

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憧憬 – ケイタク

いつもと同じ道を抜け 君のいる丘へ向かう「傘はいらない」って言うけど 今にも降り出しそうなのに…少しずつ 坂道を経て辿り着けそう もう少しさ小雨の中 服を濡らし

お見合う – ケイタク

明日、君と少しだけの間、離ればなれになるかもです。実は、いまどき流行らないかもけど、お見合いってのがあるらしくてこんな俺だし、きっと親が恥かくけど、断るの悪いし

罠 – ケイタク

いつしか曇って落ちる 汚れた遊びの時間縛られた鎖解けて たくらみは暴れ出す誰もが取り憑かれてしまうかなり危険な遊び掟破りだらけほら 輪になって回り出す 溢れる欲

夕暮れ時に何思ふ – ケイタク

突然のどしゃぶり マイッちゃうねでも太陽が“さよなら”おしんで 泣いたんだなそう考えたら気になんなくなって弾む足どり雨雲は消え去り 太陽も泣きやんで上を見上げる

少しだけ… – ケイタク

今の僕には何もないからもてあます時間でやれずじまい何かのせいにして 背中丸めて取り残されたように感じてた理由なんてない 用事なんてないあなたの事を 思い出した目

少年 – ケイタク

光化学スモッグの空と工事現場のダンプカー鉄くずで作った星屑ギザギザの10円玉赤く光ったカブトムシコールタールの蜃気楼転がってきたんだ 転がってきたんだ転がってき

小さな光 – ケイタク

情けない顔して 歩いてたShow Windowに映る自分に走ってた頃の破片(かけら)も 見当たらないこれまで何をしてたんだろう?ぼやけて過ぎていった時間はぬぐえ

願い – ケイタク

何処かで見た 懐かしい空 蘇る君の笑顔みんながいて どろんこで赤く染まる 空に涙目に写った 少年達みんなの顔 思い出したよ あの日のようにめいっぱい 口開けて

ヒトリゴト – ケイタク

一人部屋に丸くなり 今日も暇をむさぼって退屈なこの日々に 雨は油を注ぐ言い訳かまして 愛想振りまいてるだけどもうこりごりだぜ 吐き出す溜息何処へ行くのか 僕を壊

陽はまた昇る – ケイタク

ありがとう さよならって 手を振って また明日ありがとう さよならって いつだって 陽は昇るいつもどおり ブカブカ、スニーカー履いて イイ風感じるついてくる緊張

voice – ケイタク

やわらかな春は彩り 光にあふれてる涙乾く頃君のとこにも舞い降りるひとひらの花 届けたい想いが空高く風に浮かぶように僕らがみている景色の中に 色んなことが過ぎてゆ

君を想う – ケイタク

ここにはもう戻らない 優しい笑顔を思い出す何にも変わってない この部屋には君だけが居ない風に揺れる 窓際で一人ぼっち タメ息ばかり気づけば 君の名前を呼ぶ まだ

目を閉じれば – ケイタク

探しまわるのは いつか失くしてた 優しい時間あたたかい陽射しは あなたのぬくもり 2人の約束どれくらいの時間が 僕達を過ぎて 今ここにいる…?思えば2人で笑いあ

黒猫のmother – ケイタク

あの黒い子猫が僕の部屋にこなくなってからもうずいぶんと時は過ぎ 何もかも変わり始めるけれど僕の頭には子猫の姿がさまよっているんだ決して触れることのないただの記憶

道標ない旅 – ケイタク

閉ざされた部屋の窓を 開けてごらんよいつまでも そんな風に塞いでいないでそこにはあの日 希望に燃えて君が見上げた青い空が 変わらずに続いている筈だ大空に群れなす

プラットホーム – ケイタク

並んでいる孤独がホームに溢れる僕は今日もダメでした苦笑いさえ出来ずに心のない目線同士が何度も交わるだけの狭い街を駆けぬけ一人きりの部屋へすべてを忘れて始まりの景

妹 – ケイタク

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それはまだ 私が神様を信じなかった頃九月のとある木曜日に雨が降りましてこんな日に素敵な彼が現れないかと思ったところへ あなたが雨やどりすいませんねと笑うあなたの

博多っ子純情 – ケイタク

いつか君行くといい 博多には 夢があるできるなら夏がいい 祭りは山笠男達はとても見栄っ張りで気が強い海の風に吹かれるからだけどみんなすぐに貰い泣きするよな奴酒を

傘がない – ケイタク

都会では自殺する若者が増えている今朝来た新聞の片隅に書いていただけども問題は今日の雨 傘がない行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ君の街に行かなくちゃ 雨にぬれ

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