誰にも聞こえない叫びを
友だちさえ知らない、透き通る翼を
隠していた
溶けてく飴玉、寂しくて
大人へと近づく
つま先で立ってる
あたたかな太陽さえ眩しくて疎ましく思えてしまうこと
自分だけが間違いを抱えてる気がして悲しくもなるけど
弱さを抱えた僕たちに
でも孤独を愛せる僕たちに
おまじないのメロディをくれるような
秘密の逃げ場所があるよ
教科書を閉じた僕たちに
悪いことを知りたい僕たちに
自分らしさのリズムをくれるような
小さく響くささやきを
いつも
泣いている君の目頭を拭って
笑っている君の今を彩って
いつも
開いた口から溢れそうな弱音を
歌が上書きして、少し楽になる
走り出した僕らの追い風になる音
隠した幼い羽、今なら飛べるかな
天使たちがくれたやさしい思い込みの歌を
空からばら撒こう、街じゅうに積もるほど
互いを知りたい僕たちに
でも傷を負いすぎた僕たちに
柔らかなハーモニーをくれるような
手探りの言葉があるよ
靴擦れが痛む僕たちに
それでも歩いてゆく僕たちに
生きることを手伝ってくれるような
小さく響くささやきを
いつも
泣いている君の目頭を拭って
笑っている君の今を彩って
いつも
開いた口から溢れそうな弱音を
歌が上書きして、少し楽になる
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