1999 1999
何が起きても おかしくない この時代
昔 世界中で血が流れたくさんの人が死んだ
男も女も 大人も子供たちも 止まらない汽車にのり
行く先のわからないその旅をつづけた
辿り着いたのは 故郷の瓦礫の山
夢見たものはなに? 失ったものは大きい
あれから50年 今 人は何もなかったように
温室の中で 人工の光を浴びて
汚れた水を飲んでいる……1999
1999 1999
何が起きても不思議じゃない この時代
昔 若者たちはいくつもの挫折をくり返し夢を見た
マリワナ、コケイン、LSD、メディティション
LOVE & PEACEと叫びながら
目的地さえもないその旅をつづけた
天才達は花火のように死に急ぎ
時代を照らした 残されたものは深い
あれから30年 今 人は全て忘れたように
言葉を失い 振り返ることもなく
明日吹く風に身をまかす……1999
街を行き交う 仮面をつけた顔と顔
ゼンマイ仕掛けのように 後向きに歩き出す人の群
誰も彼もが心の隙間うめようと もがきあがいている
自動販売機で買った安っぽい愛
電話1本で始まる虚しい恋
そこかしこに潜んでいる甘い誘惑と デカダンスの罠
世紀末の風がひんやりと音もなく忍び寄る
1999……
何が起きてもおかしくないこの時代
何が起きても不思議じゃないこの時代
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