キッチンのすみでミルクみたいに
拗ねているふりしても 分かりきったしたり顔
手のひら返して まきつくまで
がらくたで溢れてる ヨコシマなカーテン
ルージュもひいたことない 淡いシトラス
追いかけて オレンジのスニーカー
追いかけて 意味を蹴飛ばして
パッケージの中 流れる時計は
許された君のスープ
雨傘模様の画面ひらいて
おかしくなんかないのに シラを切った台詞捨て
スリッパの裏まで気にしてるのに
冷めきったマグカップの甘くないコーヒー
ひとりで飲めるわけない 赤いワインボトル
追いかけて フリンジのそのマフラー
追いかけて 意味を蹴飛ばして
鏡の中から こぼれる視線は
いたずらな君のゲーム
解ける夜 爪まで包んで
暮れる日は 芯だけ残し
追いかけて
追いかけて オレンジのスニーカー
追いかけて 意味を蹴飛ばして
パッケージの中 流れる時計は
許された君のスープ
はじまるあるくはしるひろがるだまっちゃいられないうずまいている 世相こまっちゃいられないこわすはじけるとまるきめるひとりじゃいられないループしている 手相ひそん
じれったいの じれったいのかたちだけ 隠しても 意味のない 透明人間そらすだけ そらしても 余裕ない 味方じゃないわ誘ってみせてよベイベー 拐ってゆくのは反則目
パスワードは ひみつよ、ひみつ 教えられないからからくり 空振りばかり 皿のはじまで 並べてハートビートハードモード そうとも言うけど 早々と染まっていくだけの
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乗っかってしまった 缶バッヂと共に ドロップアウトあやかってしまった おみくじは さらに フェードアウト固く誓ったダイヤモンドに 託した情景は スリーアウトチェ
見つけられないようにと 奥歯で噛みしめて正義は麻薬 いつでも レモンは大事件青のリボンと アクチノメーターあとの理論と ヘリコプター10階の住人追いかけ 今日も
引っ込み思案な 足の先 星屑に打たれて非道なナイト 月明かり ぬいぐるみの嵐アンテナ尖らせて しっぽはおかたづけあの件は染まらせて ほっといて ねえナイトメアか
いい子にしてたら ドーナツも笑うかないい子じゃないのよ囁きは嘘で さらわれたまま片足で立って 向かうの炭酸は少し遠ざけてスカートのすそが折れてるみたいな気持ちあ
ありふれたチケット 破いたなら血液型なんて 気にしないわありったけのコイン 集めたらカプセルをすべて 買い占めるのアクセルのリミット 外したなら悪戦苦闘なんてし
夜をたべる 夜をたべる雨はいらない 夜をたべるながぐつもいらないって夜をたべる 夜をたべるお決まりの口約束でそれとない素振りでそれだけ、と言って白黒のくちびる夜