あの人は終ったの 寂しいエピローグ
あとがきも読まぬまま ページを閉じてみたら
二冊目の私小説(ストーリー) 心の本箱で
時という埃(ほこり)だけを 積らせ過去に眠る
愛がもしも永遠なら それは奇跡に近いけれど
別れはすべてをこめた 昨日までの終止符(ピリオド)
あの人とちがう恋 明日(あした)のプロローグ
真っさらなめぐり逢い ふるえる生き方するの
その時は結ばれる 最後の一行を
何度でも書き直して ハッピーエンドにするの
愛がもし見えるのなら それは心と同じはずね
ぬくもり残したままで 昨日までの終止符(ピリオド)
もう逢うこともない もう泣いたりしない
死んだりはしないけど 涙より悲しい
愛がもし永遠なら それは奇跡に近いけれど
別れはすべてをこめた 昨日までの終止符(ピリオド)
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テレサの羽根 – エンレイ あなたは青空に 心を遊ばせ今でも微笑みを 投げかけている風より優しい 姿に身を変えた歌声この手に乗せれば すぐそばにあなたはいるテレサの羽根は 追憶(おもいで)
さくらの花よ泣きなさい – エンレイ 逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを人は誰も幼いと きっと笑うだろう心まで嘘をつき また人を傷つけて生きることの 恥ずかしさ 自分だけに問えば…さくらの
恋人たちの神話 – エンレイ この世に私を 授けてくれただけで涙を連れ添う そんな生き方もある子供たちがベッドで 夢の箱舟に乗るころ時は悲しみだけを 脱ぎすてて明日(あす)に 着換えるけども
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悲しみを幸せに… – エンレイ 子供の頃みんな未来(ゆめ)を 描いて遊んでいた悩むことも少しだけで 目覚めれば忘れて鳥のように空を翔(と)べて 花のように愛され生きることの遠い場所も 考えるこ
硝子の愛 – エンレイ あなたの優しさに 心が傷つき上手な別れは ずるさが残るだけひとりで生きてく 覚悟はするけど綺麗な思い出 今すぐには消せないあなたに染められ あなたに従い死ぬこと
サヨナラは…あなたから – エンレイ あなたの優しさに 知らない過去がある乗り換える駅のホーム 待ってる人がいるふたりを愛してる あなたのその心痛いほどわたしは 解っているからサヨナラはあなたから
冬のひまわり – エンレイ 冬に咲かない ひまわりの花きっと かなわぬ 恋を見すぎていたくもり空なら グレーのコートそれが私に 似合っているけれどもういまは 愛がないこの手のひらの中陽だま