イダセイコ

  • 海 – イダセイコ

    大事なモノをたくさんなくしてきた壊すことばかりを 考えてた無になりたいと そればかりでそっと 後ずさり 消えてゆく チャンスを きっかけを 運命と あなたは呼べるの?壊れることばかりが こわすぎて無になりたいと そればかりでたった一つも守れないのに あなたの海を泳いで その青の深さを知って寄せる波の強さも 手に汲んで とらえたいの忘れないで 大事なこともう二度と 見失わないようにそばにいよう 大事…

  • 夜色星 – イダセイコ

    夕べ夜更け過ぎ 眠れずに開け放った空に 顔をうずめて 泣いた少し冷たく 夜風が涙の頬をなでる 途方に暮れても 枯れない想い静けさに映えて 身にしみて また 泣けた忘れたくても 諦めることなんて できなかった どんなに遠くても 届く星の光それぞれの痛みを 隠すように 今 見上げた空に星が ひとつも見えなくても平穏な時間は 構わずめぐりめぐりゆくそっと 目を閉じて 確かめるかすかにくすぶる夢 大きな弧…

  • 雪化粧 – イダセイコ

    迷いながら選んだ 探りながら見つけたこの道はどこまで続くのか平気な振りをしても 心までは騙せない良くも悪くも 人なんてもんは理不尽なものだから悲しみは 夜空の星冷たく震えてる 何色に描こうか誰のものでもない 自分だけの未来朱に染まろうとも 何度でも塗り返せばいい身に降る全てそっと 許す白い雲が積もってく 過ちは雪化粧 戸惑いを隠せど 真実は見られない行く先はまだまだ遠く彼方完璧など味気ない 不器用…

  • 逃した獲物の力をお見せします – イダセイコ

    いつぞやの恋に後ろ髪 ひかれてる困ったもんだよ ちょっと未練か うぬぼれか嘘か真か それさえも微妙な程 冷めきってるむかしむかし 愛したやさ男との恋よ いつぞやの恋も忘れかけていた ある日のこと聞き覚えのある甘ったるい声で やさ男笑わせるなよ 「結婚します」って何様のつもりなんだ懐かしさついでに のろけられたって 問答無用!! 祈りを捧げます永遠の愛を祝福しますマリア様も苦笑いね復讐は少しばっかり…

  • Birthday Song – イダセイコ

    めぐるめぐるよ 日々はめぐるせわしない朝も 日暮れ 寝ころぶ三日月も繰り返すことに 少し疲れてもほんの小さな出来事で 今日がspecial day 手帳の隅で待ち合わせ数式もうなる 奇跡みたいな確率で出会えた事さえ 嬉しくて君を愛でる瞬間はspecial day 今日は君にとって私にとって特別な夜です!乾杯でもしましょ!だから今 happy?happy?happy birthday for you…

  • ふりだしの場所で見上げた青い空 – イダセイコ

    繰り返す右回り 2周の小さな物語ぼんやりと書きなぐる あらすじは書いては消し 消しては書いて書いて書いて書いて また消してそれでも未来は自由に 書いて書いて 人は皆 青い空のその果てにあの日を見つめてるつまづきながら 途方に暮れながら何度も確かめるように抱きしめる どこまでも高く投げた 祈りをふりだしの場所で見上げた 青い空を やり直す右回り 時間は元には戻らないぼんやりと書き直す 昨日なら書いた…

  • 明日の矢印~戦い続ける君へ贈るメッセージ~ – イダセイコ

    辿り着く場所も知らされぬまま ここまで来た気がつけば 来た道を戻るも 先へ進むも同じ様なもんだ下世話な噂話だとか 残酷なニュースばかり「世も末か…」 青冷めた日常 嘲笑うように 握り潰した いつも現実は 無頓着情けも涙も場外あきらめ半分 突っ伏しても おかまいなしに 朝は来るよ その頼りない右足の一歩が 明日の矢印に震える左足だって構わないさ 歩き出せる答えはその先に きっと待っている立ち止まった…

  • 手紙 – イダセイコ

    今日もつらつらと出せない手紙を書いています二度と読まないのにとても震えています 離れている分 想いは募るのにその深さに その感触に似た言葉が見つからないから 今は「愛してます」と 空に投げてみては返すやまびこに あなたを重ねますひとりよがり…それでも恋 たぶん三日前 同じようにペンをとって「さよなら」と血迷った手紙を書きました あなたは上手に 愛してくれるのにその少しも あたしはいつも返してはあげ…

  • 初恋 – イダセイコ

    薄紅色の幼い恋は初恋 思い出すも今は遠くきれいなばかりで酸いも甘いも知った今だからこぼれるはため息だけか初めては一度きりもう二度と戻れない 色あせて薄れてもなお愛しいあの日々 誰もが何気なく過ごす時間を縫い合わせたセピア色の面影は未来よりすぐそばで せつない気持ち静かにあおっているだから 繰り返す出会いや別れさえ今は愛しく思うんだ「ありがとう」忘れえぬあどけないあの日の記憶 時はゆけど 幾重にも塗…

  • ビタミン=メロディ – イダセイコ

    さえない朝 坂道でパンク途方に暮れた挙句 仮病でズル休み 悪気があるとかないとか?嘘でもないな何かが足りない気がしてるそんな心にはビタミンカプセルでは摂れないサプリ 手を鳴らせ 足鳴らせ 恥ずかしがらないで体中響かせる ビタミン=メロディ さえない今日も それなりに終わる忘れないで いつもそばに転がってる 愛・希望・夢・幸せの栄養素 「退屈な時間持て余してるならここへおいでよ」何かが始まる胸騒ぎ …

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