アンジー

  • バンビの死 – アンジー

    淋しいバンビが死んだ最後のバンビが死んだ生命保険を 受け取っておくれよ君の両手は薄汚れている ポッカリ大きな穴を胸に空けたのは誰だ証拠のナイフは どこへ行っても一山いくらで 売りさばいている バンビの死におけるあらゆる罪は万人の者があまねく背負う 激しいバンビの恨み遠く離れても届く最後のバンビの 哀しい声が骨の髄まで 染み込んでゆく バンビの死におけるあらゆる罪は万人の者があまねく背負う激しいバン…

  • 心臓の囚人 – アンジー

    幾つもの河を越えて 君に追いついたんだ月が青い 告げる言葉を忘れて僕は歯ぎしりをした すべり落ちる君の罪を背負えない 君の罪を背負えない君の罪を背負えない 君の罪を背負えない心臓の囚人 告白できないすべて心臓の囚人 さびた鎖さえちぎれないとらわれ 幾つもの歌を聞いた 骨がねじれるくらい意識的に 眠れない夜は長く細い死にかけた声 耳に届くお前はまだ裁けない お前はまだ裁けないお前はまだ裁けない お前…

  • 幽霊 – アンジー

    寝てもさめても さまよう幽霊悲しや幽霊 見つけておくれやせた体で 手ぶらで貧乏記憶にないと言いすてられた 幽霊 私は悲しき 幽霊 幽霊この世をはかなむ 幽霊 幽霊私は悲しき 幽霊 幽霊顔が無い 君の姿は何処だよそう 存在価値がいまや問われているか空の念仏唱えて幽霊愛しているさ むくわれないが 幽霊 私は悲しき 幽霊 幽霊この世をはかなむ 幽霊 幽霊私は悲しき 幽霊 幽霊顔が無い 空…空… ああ う…

  • 猛き風にのせて – アンジー

    ふたつに裂けた目印が風の大地に倒れてる星の声もない寒い景色から君を思っている 君の便りを聞いたよ悪い季節にあるという唇は今も赤く情熱をたたえているだろうか 猛き風にのせて届けよう歌声を君にあの日の輝き覚えているならば闇の夜こそ光となれ闇の夜こそ光となれはるか空を突き上げる光の渦となれ 猛き風にのせて届けよう歌声を君にあの日の輝き覚えているならば闇の夜こそ光となれ闇の夜こそ光となれはるか空を突き上げ…

  • 腹々時計 – アンジー

    腹々時計 遊びじゃないよ腹々時計 捕まらないよ 腹々時計は裏切らない煮えくり返った腹の中燃やせ 燃やせ 煮えくり返る燃やせ さよなら時計 引導渡せさよなら時計 引導渡せ 人気の新着歌詞 天井裏から愛を込めて – アンジー ほらほらねえねえ 空気の真似して僕がいる天井裏にはなんにも無いけど気分さここでだったら素直なあなたが良く見える傷つけあったりしたのがうそみたいだピアノを奏でてお 夜と…

  • 不幸の手紙 – アンジー

    29型のカラーテレビをつけて極彩色の苦痛を見ていた最新ハイテク仕かけの砂漠のサーカス咽喉が鳴ります観客様の狂い始めたバランスを早く修理に来て下さい いまどき不幸の手紙を書いてる奴め年がら年中送ってきやがるビタミン剤だけバリバリかじり続けてせっせと他人に押しつけなくちゃななおす手のないこの病気しつこく届く手紙ほら 墓場から読みづらい文字で不幸の手紙 365日 手紙を書いて365日 棒にふる365日 …

  • 奈々 – アンジー

    とっても僕が好きな彼女奈々という名の17才星のように現れては鳥の声で歌ってくれる 奈々 奈々 奈々 奈々奈々 奈々 奈々 奈々 近所の彼女はわき臭が臭いニンニク臭い 靴下臭いたまねぎ畑で涙を流すいじめないのは奈々だけ 奈々 奈々 奈々 奈々奈々 奈々 奈々 奈々奈々 奈々 奈々 奈々奈々 奈々 奈々 奈々 駅のホームで君の写真僕の事だけ見ていた君は僕を知ってるはずさ僕が君を知っているから 奈々 奈…

  • 毒々新聞 – アンジー

    ぶんぶんぶんぶん 毒々新聞ぶんぶんぶんぶん 毒々新聞ぶんぶんぶんぶん 毒々新聞ぶんぶんぶんぶん ビックリシャックリ驚け知りたい事はなんでも知られちゃいけない事まで伝える 危ないタブーを破ってうんざりするほどたっぷりスミからスミまでずいっと伝える 面白くて病みつき得ダネあるぞ 毒々新聞ぶんぶんぶんぶん茶の間の平和にヨロシク社説もいける 毒々新聞ぶんぶんぶんぶん石けんつけるぜ奥さん ぶんぶん 人気の新…

  • 天国ロック – アンジー

    臭い毛布で暖めあうのさ汚れたパンツは丸めて捨てろ神様なんかどこにもいやしねえ現実なのよとキスしておくれ 嫌でもしょうがない嫌でもしょうがないここが天国 さもしい奴等が株で稼いでるイケイケ女が調子にのった神様なんかどこにもいやしねえドロドロになった暮らしの泉 熱くてたまらない熱くてたまらないここが天国 感じる手足を持った 例えばひとつの意識アイデンティティを食べて大きくなってゆく 天国 知らない果実…

  • 眺めの良い場所 – アンジー

    ああ 眺めの良い場所に あこがれ続けてかれこれ何十年ああ なんだかしけてるぜ ろくなもんじゃねぇや毎日ズルズルと 俺はその昔神童と呼ばれた 末は博士か大臣かなんてよよぉ ちょっと待って兄ちゃん よぉ 話を聞きなよよぉ 愚痴なんかじゃねえぞ よぉ 教訓だぞ ああ 眺めの良い場所を くわしく知ってるぜ新聞読むからなああ 空から鳩のフン ろくなもんじゃねぇやいい事ありゃしねえ 揺り籠が実際棺桶に変わった…

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