あの風が 僕等に吹いたって 身動き一つもできなかった
夜の暗闇を 噛み殺して うたをうたっている
あの風が 僕等に吹いたって 僕等はなんにもできなかった
夜の暗闇を 噛み殺して うたをうたっている
狂い咲く様に立っていた
狂い咲く様に立って たまらず僕等
摩天楼を抱きしめて眠る この夜のとばりに駆け出した僕等
摩天楼を抱きしめて眠る この夜のすきまにまるまっ僕等
あの風が 僕等を呼んだって 優等は気付きもできなかった
朝のアツレキに引き裂かれて うたをうたっている
奮い立つ様に立っていた
奮い立つ様に立って このまま僕等
摩天楼を抱きしめて眠る この夜のとばりに駆け出せ僕等
摩天楼をかき分けて走る この夜のすきまにたまらず僕等
あの風をあつめて走る この夜の扉を無くした僕等
あの風に吹かれて進む この夜の終わりへ駆け出した 僕は
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