よなは徹

誇らさよ – よなは徹

上がらん雨んち あいびーみ
明きらん夜んち あいびーみ
雨風 嵐 世ぬならい
歌ん歌とぉてぃ 暮らさびら
総しんか揃りーや ウネ! 頼まさぬ

流する涙 うしぬぐてぃ
笑らたい誇くたい 何時ぁ一緒
渡いる浮世 なだやしく
何時ん福々 歩まびら
総しんか揃りーや ヒヤ! 頼まさぬ

花数美らじゅら 咲ち誇てぃ
人々情ぬ 色深く
親子兄弟 睦ましく
うちなぁんちゅぬ しるしさみ
総しんか揃りーや ウネ! いそぉさぬ

東西南ん また北ん
春夏秋冬 花盛い
世界ぬ人々 寄い所
神ぬ島さみ くぬうちなぁ
総しんか揃りーや ヒヤ! 島栄ぇ

御太陽加那志ん 拝がどぉてぃ
御月加那志に 願立てぃてぃ
星ぬ数程 幸しん
身に受き共に 暮さびら
総しんか揃りーや ウネ! 誇らさぬ

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涙そうそう – よなは徹

昔ぐとぅ思出ち 面影勝て 肝がかい何時ぐ何時ん胸の内 うむいやゆくん立ち勝て晴り渡る日ん雨ぬ日んうかぶあぬ姿何時迄ん肝にかかて 面影手探いあぬ日 あぬ時 涙そう

夜明け – よなは徹

君が離れて 寂しくなったよ この街もたくさんくれた 優しい言葉 それで生きてる移ろう季節の中で 信じていた自分を 失いそうでも共に見た夜明けの あかい空はずっと

元気でいますか? – よなは徹

風の強い夜 星が流れてった遠い遠い 君の暮らす街へそっと目を閉じて 僕は想うんだそばにそばに君を感じれるように元気でいますか? 風邪などひいてませんか?こっちは

桜東風 – よなは徹

東風に誘わり 春ぬ便い待ちゅさ桜咲ちゅる季節や 旅立ちゅる季節切りなさや想い しからぁさぬ想い寄し交わす波に ゆらり揺らりてぃ春待ちゅる時に 肝ゆしてぃ 心離さ

赤ゆら – よなは徹

潮ん満ち里戻り海ん山ん見渡しば春ん花ん 春ん花んしかとぅ咲き しかとぅ咲き二、三月なりばよー稲ん泡ん稔りよー今日ぬ吉かる日 今日ぬ吉かる日誇らしよー 誇らしよー

エイサーシンカ – よなは徹

七月 七夕 中ぬ十日うぬ季節ないねー 落てぃ着かん我した島ぬ エイサー太鼓や夜ながた迄ん 打ち鳴らしウンケー 中日に ウークイとぅ島ぬ島々 巡やびら我した島ぬ 

夢ぬ如に – よなは徹

波ぬ音聞きば 思び出すさ昔今になてぃみりば 無蔵よー 夢ぬ如さ別てぃから知ゆさ ありが志情や今や寂々とぅ 無蔵よー 涙びけい可愛し思無蔵ぬ 幸ゆ願てぃ…行逢てぃ

北谷遊びジマ – よなは徹

七月エイサー時分のぉ 二才達や肝ワサワサ太鼓んわさみちょんどースーリサーサー肝ドンドン スリスーリサーサー はねーかしぇー北谷遊びジマや 夜ながたまでぃん道ジュ

二十九の春 – よなは徹

涙が止まらない 海へ沈む夕陽を見て笑顔はウソつきで 涙さえ上手くウソをつく目が慣れて耳が慣れて 心まで飼い慣らされて計算高くなる前に 思い出せ十九の春はきなれた

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