よしかわちなつ

  • 泣かせてよ – よしかわちなつ

    遊び上手な 男の胸で夢を見たのが 恋しいよ一人飲む酒 淋しさばかり酔えばグラスに つのります泣かせてよ貴方 もう一度 こぼれたお酒で 名前を書いて指でなぞって また消して女ですもの 恋に酔いしれて愛を信じて 暮らしたい泣かせてよ貴方 その胸で 花の命は 短い運命(さだめ)夜に咲いては 朝に散る好きよ 好きなの 貴方が好きよ酒場止まり木 恋の歌泣かせてよ貴方 もう一度 人気の新着歌詞 海峡雪しぐれ …

  • 湯の宿情話 – よしかわちなつ

    二人になれたね…やっぱり来ました…日暮れて落ち合う湯宿へ続く 湖畔道一夜(ひとよ)限りの 旅なのに重い女の 旅荷物 この日を待ったよ…信じていいのね…窓から見下ろす水面(みなも)に映る 月明かり迷い消すよに 後ろ手で宿の浴衣の 帯を解く 送って行こうか…ひとりで帰して…未練を切るよに湯宿を逃げる 湖畔道岸にただよう 湯けむりが沁みる昨夜(ゆうべ)の 愛の跡 人気の新着歌詞 海峡雪しぐれ ̵…

  • 蛍伝説 – よしかわちなつ

    あなたの愛が 見えなくて恋の闇路に また迷うほ~ ほ~ ほたる 夢ほたる蛍は 竹取りかぐや姫女のこころが 分るなら借してください 堤灯あかり ひと舞済んで 夜が更けて笹に宿った 白い玉ほ~ ほ~ ほたる 夢ほたる蛍は 舞姫 かぐや姫心の痛みに 効(き)くならば分けてください 夜露のしずく 真ん丸月の 十五夜に天に帰って 行くと言うほ~ ほ~ ほたる 夢ほたる蛍は 御伽(おとぎ)のかぐや姫あなたにこ…

  • 流氷伝説 – よしかわちなつ

    恋のなきがら 捨てに来た宿の前には オホーツク海峡埋める 流氷はみれん涙の 鳴き氷女はひとり さいはてへ哀しみ流しに 来ると言う……。 部屋にストーブ 燃えるのに凍りつくよに まだ寒いあなたの愛の ぬくもりが消えてしまった 心から女は長い ひと冬を想い出相手に 越すと言う……。 春になったら 流氷が沖へ消えてく オホーツク私の胸の 海明けはいつになったら 来るのやら女はひとり さいはてへ笑顔を捜し…

  • 天の川伝説 – よしかわちなつ

    ひとり寝 三百六十四日添い寝残りの 一夜(いちや)だけ七夕みたいな 二人の恋は年に一度の めぐり逢い明日(あした)は雨が 降らないように飾る短冊 天の川 土砂降り雨なら 溢れる水で棹も刺せない 世間川七夕みたいに 小舟がなけりゃ逢いに行けない 忍び恋去年は夢が 叶わぬだけにまたも気になる 空模様 明日(あした)の晴れ着に 夜なべで縫った小千谷(おぢや)縮みの 恋衣七夕みたいに 逢えない時は更に一年…

  • 恋人坂 – よしかわちなつ

    愛にはぐれて 旅の空墨絵ぼかしの 蔵の町あなたの面影 探してる夕陽に映える 恋人坂よいつかふたりで 来たかった心しぐれる ひとり旅 霧に抱かれた 山あいの数寄屋造りの かくれ宿初めてひとつに なれた日を思いださせる 恋人坂よおんな心を もう一度染めてください あかね色 泣いて笑って また泣いてやっと大人に なりました遠くで誰かが 呼ぶような夕陽に映える 恋人坂よ花を一輪 胸に挿し明日は笑顔で 汽車…

  • 飛火野ひとり – よしかわちなつ

    馬酔木(あせび)の花を 散らした風が野づらをわたり 頬濡らす飛火野の 青い絨毯踏めば足下(した)から 恋しさつのるどこをどっちへ 歩いたら面影消せるの 大和路よ つかんだ愛も 手入れをしなきゃ来るのねいつか 綻(ほころ)びが飛火野に ひとり佇み知った心の 我がまま勝手別れ涙の 棄て場所は見つかるでしょうか 春日山 昨日に戻る 道はないのに後振り向けば 鹿の群れ飛火野を 染める夕暮れ未練残した この…

  • 羽衣伝説 – よしかわちなつ

    愛を残して はるかな空へ天女は旅に 出たのでしょうか……衣を掛けた 松林羽衣伝説 渚宿あなたと迎える 最後の夜は知らず知らずに 貰い泣き 命けずって 尽くしてみてもはかなく消えた 暮らしでしょうか……女のつらい 想い出が残っているよな 渚宿世間に勝てない 二人の恋にどこか似ている 運命(さだめ)まで 遠い他国で 肌恋しさに天女はひとり 泣くのでしょうか……哀しい愛の 恋語り羽衣伝説 渚宿他人と言う…

  • 二人の絆川 – よしかわちなつ

    あなたとわたしの 運命(さだめ)の川に浮かぶ小舟は 二人乗り惚れあった 仲だもの何があっても 離れない一緒に流れる 絆の川は命と命を 繋(つな)ぐ川 無いない尽くしの 暮らしに花を咲かす笑顔が 宝もの肩と肩 寄せ合えば寒風(かぜ)の吹く日も 辛くない情(こころ)をかよわす 絆の川を明るく歌って 今日も行く この世の激流(ながれ)を 乗り切りながら生きる木の葉の 二人舟夢に見た 幸せの岸はもうすぐ …

  • 船場の女 – よしかわちなつ

    泣けば未練が 流せるならば泣いて今夜は 夜明けまで愛の残りを 土佐堀川へ捨てる女の 淀屋橋つらい時こそ 笑わなあかんそれが それが 船場の女 二つ取れない 女はつらい恋とのれんの 板ばさみ心変わりを したのじゃないが親のなみだに つい負けたそうと決めたら 忘れなあかんそれが それが 船場の女 捜し続けた 女の夢を捨てて老舗(しにせ)の 後を継ぐ生まれ変わって 出直す身なら負けちゃならない 北御堂(…

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