やまもとはると
月とにらめっこ – やまもとはると
月と睨めっこしながら眠れず
終わりかけてる日曜日
今朝見た夢のキミに恋をして
どこかにこびりついてた
傷つくだけなのに
分かっているのに
映し出されたあのシナリオで
キミは僕に 踊り続けてみせた
目覚めたらすぐフタを閉めて
閉じ込めたキミを見つめて
遊んでる僕は
幻の中 息する
カーテンの隙間を縫う朝日に
急かされて起きた月曜日
改札を出たら
大きく手を振った
君は微笑みかけてくれた
でも恋はいつもここで弾け飛ぶ
この気持ちはもうなんなんだずっと
少しかすれた君の声
ざわめきに溶けて
瞳の向こう見ていた