みやま健二

  • 灘のおとこ節 – みやま健二

    播州平野(ばんしゅうへいや)の ど真ん中太鼓が響く けんか祭り吹く風つめたい 向かい風心を燃やし 立ち上がる力をぶつける 大舞台雄叫(おたけ)び上げる 灘のおとこ節 生まれも育ちも この地元(じもと)いとしい女(あいつ) 俺の命この手で守れる 男ならこの手で夢を 勝ち取れる神輿(みこし)をぶつける 晴れ舞台男の見せ場 今日のこの勝負 男の強さの 裏側は目を見りゃわかる 仲間同士去年の自分を 越えた…

  • 酔待ちしぐれ – みやま健二

    破れ番傘 男の意気地流れ女の うつし絵か交わした契りは こころの弱さ義理を隠せば また恋し浪花人情 酔待ちしぐれ 情け通せば 男が廃(すた)る五つ櫓(やぐら)の 芝居小屋所帯を持とうと 道頓堀(とんぼり)辺り抱いて酔わせた 捨て台詞(ぜりふ)浮かぶ瀬もあれ 酔待ちしぐれ 淀川(よど)の橋下(はしげ)に 辛さを捨てりゃ明日(あす)はふたりの 北新地男がいのちを いのちをかけて守るうなじは 傘の内浪花…

  • 太鼓男祭り – みやま健二

    一年一度 男が燃える四国新居浜(にいはま) 秋まつり心を合わせて 鳥居をくぐる大漁豊作 ありがとうソラ エンヤエンヤ ヨイヤサーエンヤエンヤ ヨイヤサー豪華絢爛(ごうかけんらん) 太鼓男祭り 正月盆も 帰らぬ男(やつ)が息を切らして やって来る威勢(いせい)の良さなら 誰にも負けぬ揃いの法被(はっぴ)で 練り歩くソラ エンヤエンヤ ヨイヤサーエンヤエンヤ ヨイヤサー夢はでっかい 太鼓男祭り 女が惚…

  • あゝおふくろよ – みやま健二

    おふくろを 楽(らく)にしたくて俺は故郷(ふるさと) 後にした一人前に なれた今…親孝行を したい時親は亡(な)しあゝおふくろよ おふくろよあふれる涙が 止まらない おふくろは 俺のためならどんな苦労も してくれたその恩さえも 返せない…あの手をつなぎ 夢でいい歩きたいあゝおふくろよ おふくろよ亡(な)くしてわかった あたたかさ おふくろは 俺の心の愛という名の 宝物自分の事は 後まわし…夕焼け空…

  • あとの祭りの一人酒 – みやま健二

    あほな噂を まともに受けて投げたお銚子 はね返り好きな旦那の 背中は見えず四条の柳に 八つ当たりごめんかんにん 叫んでもあとの祭りの 一人酒 胸と胸とを 合わせるために帯は背中で 結ぶとか祇園ばやしを 遠くに聞いてあなたが解いた 夜もある紅も島田も わやになりあとの祭りの 一人酒 京の気倒れ 折れそな心そっとささえて くれる人こんな女の なんぎな涙笑おてふいてね ぬぐってね月もあきれる 秋の夜にあ…

  • 能登の灯祭り – みやま健二

    御神酒(さけを)呷(あお)って 晒(まわ)しを締めりゃ風神雷神 舞い降りる火の粉振り撒く 松明囲み挑むキリコに あばれる神輿イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ)祭りの能登に 光る汗 冬は荒波 夏には祭り心配ばかりと 笑う女(やつ)惚れているぜと 背中で言えば泣かすセリフと 背中で返すイヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ)祭りの能登に 心情(うらなさけ) 男魂 ひと夜に掛けて明日(あした)の漁…

  • 浜撫子 – みやま健二

    どこへ行こうと 後追いかける風のうわさは 影法師当てにならない 帰りを待って部屋も変わらず 居ると言うなでしこ なでしこ 浜撫子にお前の面影 想い出す 旅の支度を 手伝いながらつくり笑顔の 陰なみだ勝手気ままな 男の夢はいつも女にゃ 罪つくりなでしこ なでしこ 浜撫子をお前に見立てて 詫び心 同じようでも 女の夢はほんの束の間 盛りなら馬鹿な男に 操を立てず早く掴めよ しあわせをなでしこ なでしこ…

  • 泪橋 – みやま健二

    行きと帰りの 泪と涙ちがうことなど 誰が知る命を賭けた この盃が男の道をつらぬく証しふみしめて ふみしめて渡る泪橋 帰りたくても 見上げる空にゃ雀が3羽 見えるだけ何年過ぎた 罪ほろぼしは拳をにぎって 歯をくいしばる渡るんだ 渡るんだ晴れて泪橋 裁きつとめて 旅立つ俺を待っててくれた 女(ひと)がいる残りの人生 お前がいればはずす路など あるはずもないゆっくりと ゆっくりと渡る泪橋 人気の新着歌詞…

Back to top button