のん
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子うさぎ – のん
お家を飛び出す子うさぎ急いで駆け出せば勇気だけが輝く遠回りも気にしない信じている世界は果てしないから あそび疲れた子うさぎ悩んでいる時間もだれの邪魔も跳ねのけひたすら走っていく騒々しい森の中、足掻いているよ 抑え込んでいた本当の気持ちで言おう建前はもういらないってたたきつけよう弱さを包んでね 憧れ焦がれた子うさぎ正解を見つけ出す代えのきかない唯一をじっくり追いかけて悪あがきも悪くない進んでいるよ …
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Renarrate – のん
黒く沈んでいく 窓の外を見ていた 切なくて吐き出せない 喉につかえている 熱くなっている 今からでも どこへも行けるよひりつくほどに綺麗なまま 隙間なく走る 無数の光につられて高まる夜の夜の未知をひたすらに約束のあの日まで君だけを迎えに行きたい 今でもまだ どこへも行けるよひりつくほどに自由なまま いつだって走る なくしていないよ無性に高鳴る夜の夜の未知をひたすらに意味のない会話とかずっと続けば良…
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苦い果実 – のん
食らいついた僕の腕はまだ宙を流れている届かない風を受けて走る背は遠くて手を振っても気付かない 透明不透明青いままで苦い果実は残っている 鼓動が道を教えてくれたから輝く夢は走り続けるだろう君が僕を照らしてくれるから美しい夢を探し当てるだろう 叶いそうにない夢はまだ熱を持っている変わらない嬉しそうに笑う背は遠くて声をかけても気付かない 到底不完全熟れないままで苦い果実は残っている 刻んだ音が教えてくれ…
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秒針 – のん
ああでもない こうでもない聞き分けない 手放さない時間がない このままじゃお腹が空いたら もうダメ あいつが決めたルールでそいつが決めた正解で動かされる歯車とっくに壊れているんだよ ずれた秒針を元に戻すように誰か遅れた僕を起こして壊れた針を持って逃げたのは? 勝手なことを言うなら勝手な応えに怒んなよ 砂のお城を建てて我が物顔で笑っているんでしょう壊れた 壊した よい子は帰る時間です ずれた秒針を元…
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迷惑な隣人 – のん
今日の嘘つきは誰だずるく背中を向けてたよきつく目を閉じていられない騒がしい夜に話そう 隣の人もいるし 明日の仕事は早いし夜明けが来る前には 誤魔化そうと思っている いつまでも終わらなきゃいい大きな声で叫んでみたい街が全部起きるくらい迷惑な隣人な僕を止めることなど できないでしょうイエー! 少し腫れた二重はばばれた?朝まで騒いだの夜にうるさい人がいます僕はどこで歌うの 手持ち無沙汰な時間を 惜しむ頭…
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水を – のん
あの屋上から見た人の中で街の一部に溶けたいなたった一人の群れに紛れていてはしゃぐ 空腹も忘れて 今の私には足りないから覚めろ、夢は起きて見よう 渇いていくばかりの声を飛ばしてもっと水を怯えているばかりの君を抱きしめ言葉では足りないからもっと水を 水を あの透明のドアを叩いてみて音の一部に溶けたいな 今の私には重たいから苦い夢は見たくない 流れていくばかりの今日が、狂おしいもっと君を変わっていくばか…
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フィルムの光 – のん
空っぽの映画を見たら心を動かさない窮屈な言葉があったらどうか自由を分けてくれよ 優しい嘘にばっか頼りきりでいないで心に問いかける頷く 頷けばいいのか? どうやったってうまくいかない曇っているのは あなた以外僕の光 まだフィルムは叫んでるって 感情を染められたら 簡単に飛び込んでる感動を超えたいから 限界は自分で決めるよ 大好きな映画を見たら名前を呼びたくなる誠実なセリフ辿って僕が自由を分けてあげよ…
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きれいな靴はいて – のん
雨が降ったら 虹が出て悲しくもなるけどこのままでいい、これでいいと思うことも増えたよ 追い風に今は身を任せ飛んで行けたらいいな 夢を見ていた あなたの夢悲しくはないからさ少しだけ泣いて 涙拭いて歩き出せる気がするから あなたがくれた言葉たちを忘れはしないから 支度の早い あなただから先に家を出たのだろう支度の遅い 私はまだ靴も履けずにいるよ 忘れ物はもう諦めて大事に持って行くから ねえ ねえ ねえ…
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クライミー – のん
6秒待ったら出てきたつるりとすべるこの涙しょっぱいね 舐めたらすぐに次の涙に変わるかな あんたのせいじゃないわたしのためなのなぐさめないでちゃちな言葉 響かない クライミー クライミー ベイビーファイティングポーズで泣いてるちぐはぐなこの姿 笑えばいいさうまくやろう、としなくていいクライミー クライミー ベイビーアイシー アイシー わかってるごちゃまぜなこの心 わたしだけのもの誰にもあげない 湧き…
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夢の味 – のん
宝箱を持っている 熱く唸るノイズ 僕も君も別の好きなお菓子は何?知りたい君の話 小さな昔語り微かにうるさい 心は かじった夢の味 何だってなれるから 君のイメージ手の中本気は見せない 心が ぶつかってくれればいいよ 止まらないで抱きしめて怖がっている汗も拭って 僕にだけは打ち明けて揺さぶってくれればいいよ 変わらないで抱き留めて掴んだと思っていたのに 滲む崩れる消えてしまったよ タフなだけが取り柄…