にしきこうじ

  • 浪花のがしんたれ – にしきこうじ

    なんやなんやと 出て行くからにゃ派手な喧嘩は 止(と)めるが男下がれ下がれの 野次跳(やじは)ねのけて止めるつもりが よけ燃え上がり祭りばんてん ア、アアン…泥しぶき破れかぶれも 花と咲け俺(わい)は浪花の がしんたれ 呑めや呑めやと 焼酎廻しゃいつの間にやら あの娘が消えた洒で酔うより 手の方が早い何処の野郎(どいつ)が かっさらいよった宵の道頓堀(とんぼり) ア、アアン…風が吹く泣いてくれるな…

  • ちんどん人生 浪花節 – にしきこうじ

    今日で昭和も 終わるんやなとぽつりお前は つぶやいたあれは飛田の 開店祝い時代が変ろと 何変ろ叩く陽気な ちんどん太鼓笑顔千両 それが浪花の 浪花節 チラシ配りは 人情(なさけ)も配る配る情けが あだになるえらいこっちゃと 震える足に吠えるな子犬よ おまえまで貰(もろ)たスルメを ちぎって喰わすええやないかい これも浪花の 浪花節 あんたラッパは 日本一(にっぽんいち)と誉める女房も 日本一(にほ…

  • こうじの八木節 – にしきこうじ

    樽を…樽を叩けば 飛んでくるまいどお馴染み お祭りトンボここにおいでの 皆々様よ一期一会も 何かのご縁しばし暴れる 一匹はにしきこうじと申します ハァ~ ちょいと出ました 三角野郎が四角四面の 櫓(やぐら)の上で歌いまするは 恐(おおそ)れながら言わずと知れた 八木節なれども浪花育ちの でしゃばり野郎(やろ)がと腹も立ちましょ お許しなされまずは陽気に 祭りだ祭りだオーイサネ 淀の…淀の川面を ス…

  • 浪花の松五郎 – にしきこうじ

    ダンダ ダンダ ダダダダ ダンダンダ ダンダ ダダダダ ダン 一つ叩けば 倍跳ね返るおとなししてたら そんでええとは言っても祭や祭や祭や祭や 祭やでー阿呆と言う名の 晒しを巻いた俺(わい)は浪花のぇぇ… 松五郎や ザンザ ザンザ ザザザザ ザンザンザ ザンザ ザザザザ ザンやっと眠った 背中の坊(ぼん)をこらこら泣かすな 宵の夕立(あめ)とは言っても祭や祭や祭や祭や 祭やでー金と女は あの世で抱こ…

  • 想い出案内人 – にしきこうじ

    夕昏(ぐれ) 泣きぐれ 酔いぐれてもみがら枕で 夢を見る 倖せを返して 想い出案内人(びと)よこの部屋に この窓に あんたの匂いを悲しいままじゃ 可哀想あたしの心 可哀想 嫌いになれたら 恨んでいれたらあしたが あしたが 見えるのに夕昏(ぐれ) 泣きぐれ 酔いぐれてもみがら枕で 夢を見る カラスなぜ泣くのカラスはきっと……愛しいあんたに 捨てられたんだよ 嫌いになれたら 憎んでいれたら涙も 涙も …

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