手探りで君と歩いたこの町に
篝火みたいな灯りが揺れて
夕焼けが静かに落ちる神田川
君が残した懐かしいあの歌
夏は夢…それは嘘…
遠くに蝉時雨
ひとことが ひとことが
言えなかったのが悔しくて
あの夏のまま一人でいるのです
アパートの裏の小さなあの猫も
あれから姿をみせなくなって
建て付けの悪い雨戸もようやっと
大家さんが直してくれたよ
時は逝き時は来て
それでもなのにまだ
帰れないあの夏を
捨てられないのが情けなくて
ふと君のことを探してしまうのです
ふたりで選んだはずのふたつの道
君だけがちゃんと歩いて行って
ひとりぼっちの東京は夏一夜
宵宮祭りの声が聞こえる
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通り過ぎる人の波間に 溺れそうな世の中で馴染めないから 余計に格好つけてみせてどこ吹く風の知らん顔いつか 幸せをくれると言ってたねだけどあの頃は 十分幸せだった
どんなにお金があってもどんなに偉い社長さんになってもひとりぼっちだったら 幸せって言えるかな誰かが誰かを愛してその優しい気持ちが また誰かに伝わっていくこと そ
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自動販売機の 安い缶チューハイでふたりの記念日を 祝ったりしたね女たらしで 甲斐性なしのやさしいあんたを なんでほっとけなかったのかな通り過ぎる 冬の風が あん
鬼子母神堂の陽は陰り 路面電車の灯りが行く浴衣の帯を直すたび 立ち止まるふたり覚えてるあの日買った 風鈴は今も見知らぬ風に 吹かれていますチリリ チリリ チリリ
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ライブ帰りの 一人の夜にふらりと入った 赤ちょうちんあんたよく見りゃ いい女だなってほろ酔い隣のお父さんギター弾くのかい?やっぱりロックなんだろ?俺はロックにゃ
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あなたと逢ったあの夜は 月も朧で蒼き影にうら寂びてその目 その声 キレいで愛しい人を見つめるあなたに魔法の呪文を唱えてあげましょうあなたが幸せになれるのならこの
こんな風に終わりになるなら 友達のままでよかったな呆れちゃうくらいのサヨナラ突きつけられてさお前もシアワセになれって言うかな…なんだってわかりすぎたから なんだ
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あたし馬鹿だから よくわからないよもう最終回とか ツーアウト満塁だとかなんであんたが出てくの?何もいいこと なかっただろなんて散々 泣かされて 散々 愛してほん
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遠い故郷(ふるさと)の母さんに電話をするのもいいけれど「元気でいます」とそれだけの手紙を書くのもきっといい旅にでるなら太陽に「行ってきます」もいいけれど想いを胸
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取り留めのない時間(とき)の中に閉じ込められてくいつものように何か言って ここから出してそう言葉なんて役立たずの嘘もうわかってるよ きっと容易い終わりでしょ?あ