うたまろ

  • 陽炎 – うたまろ

    冷めやまぬ想い一つ無情にもふくらむばかり深いワケなど特になく求めるは君だけ 「幸せになって」と僕に言い残してくれたでも君がくれた僕の傷は君でしか癒えない 夕焼け残したいるはずのない君の姿はかげろうの中でほほえんで手を振って静かに消えていった僕だけ残して 泣きやまぬ心一つ今宵星となって深いワケなど特にないが君の元へ送ろう 僕の手にちょうどいい君の小さな手は君の手にちょうどいい大きな僕の手だった… 夕…

  • day by day – うたまろ

    冷えたアスファルト 乾いた君の靴音がまだ理解を拒む心に 二人の終わりを告げる 僕を想う君を 重たく感じたり時に君の上に誰かを重ねようとしてた なのにどうして君を好きなままでどうりで心は溶け始める 眠れない夜は 毛布に包まれて君が眠りにつく その時まで小さな背中抱いてた どうりで 確かに君に触れていた僕の体は day by day 君を覚えていく 急いで買いに行ったけれど 1人じゃ上手く包めないんだ…

  • いつかは笑ってうたえる悲しい歌 – うたまろ

    溶けてしまいそうな 真っ白な君を包んだやさしい光も降り止まぬ雨のような 透明な君をぬらした涙も 今は見えない 見えない 見えない 君にふれたい ふれたい 本当の僕じゃないんだ ないんだ 君を傷つける事しか知らないわけじゃないんだ ないんだ ねぇ こんなにやさしい歌君のため歌ってるよ 壊れてしまいそうな やわな心を包んだやさしい君の手も疲れ果てて眠る 子どものような静かな寝顔も 好きと言えない 言え…

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