うさ
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夕日坂 – うさ
帰り道は夕日を背に君の少し後ろを歩く背の高い君に合わせいつも歩幅が大きくなる この坂を登りきってしまったらもうわかれ道がすぐそこに君はうつむいて 「あと少しだから」と顔も見ず 私に手を差し出す ありふれてる 幸せに恋したそんな時が 今も優しくて振り返れば その手がすぐそこにあるような気が今もしてる いつのまにか 君だけを見ていた君がいれば 笑っていられた触れた指に 伝う鼓動さえもその全てが愛しかっ…
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右肩の蝶 – うさ
右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で切ないという感情を知る 響くピアノ 不協和音 悪い夢にうなされた私を早く起こしてどんなことでも始まりは些細なことでしょう?どこがいいかなんて 聞かれても困る綺麗な夜に惑わされたまま行方不明だから 長いまつげ 三日月アイラインまぶたに乗せて 光るリップ 右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で切ないという感情を知る 響くピアノ 不協和音 雨の中で濡れた 髪が異常に…
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最後の女王 – うさ
世界の果てを名もなき唄を終わらない夢を貴方に届ける灰の女王 創めの瞬間 電子の海から冷たいその手で私を起こして言葉は知らない 想いも知らない綺麗なドレスじゃ 満足できない 永遠の時の中で 今 ドアを開いた 鮮やかに燃え 焦がし瞬く私の全てを見せてあげましょう世界の果てを 名もなき唄を終わらない夢を 貴方に届ける 灰の女王 瞳を閉じれば 未来は輝き凛とした姿に 密かな恋情 背徳の空は堕ちていつか光が…
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方向音痴 – うさ
あなたと過ごしたこの街が今でもひとりじゃ歩けない 方向音痴 方向音痴 方向音痴 あっちかなこっちかなこの道ははじめに来た道かそっちかなどっちかなこの場所は最初にいた場所だ あなたと過ごしたこの街が今でもひとりじゃ歩けないあなたと出会ったあの場所を探して迷った方向音痴 方向音痴 方向音痴 方向音痴 次の街までの道しるべ見えないフリした方向音痴 あなたと過ごしたこの街が今でもひとりじゃ歩けないあなたと…
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celluloid – うさ
いつまでも 遠い過去でも君がいて 僕がいて道の果て 見えない不安も小さな声 押し殺して 冷たい空気も 止まない雨も重い心も 言葉も光が差し込んで 歩き出せるのはいつだろう 色褪せたこの色も 君に伝えたい何の意味もないけれど夜明けは来ないよと 聞こえない振りしていつの日にか 笑っていられるかな 騒ぎ出す 微かな予感を溢れ出す 期待を少しずつ 探し続けても虚しいだけ いらない つまらない一日が終わり長…
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モノクロ∞ブルースカイ – うさ
窓の外はモノクロの世界変わりのない日々は退屈生きる事がわずかに重たい飛び降りたら 軽くなるかな 心の天気予報 アシタ晴天デスカ?瞳に映る毎日(けしき)また、どうせ、同じでしょ 果てしない道のどこかに落ちてるかな 探しモノ明日になればきっと見つかるから今、目を覚まして 僕に何があるの? 問いかけて白いページだけがありました多分それは自分の絵具で描くための最初のページ 見上げた青い空が 鮮やかに映った…
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ジェンガ – うさ
不確かな感情 罪重ねた愛情逃げた者勝ちの 駆け引きのゲーム失うことで手に入れたものに、何の意味があるのかな? 気づかないフリ 傷つかないフリ嘘をつくことで真実を守った行き場を無くした自分のココロは、どこに重ねればいいの? 手探りで捜し求めた 僕らが選ぶべき未来抜き取ったその隙間から 君の涙が見えた気がした 二人の目の前で脆く 崩れ去ってしまったんだ虚しくて 悔しくて まだ認めたくないけど時間を巻き…
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向日葵 – うさ
掌から 伝う温度が切なくあの日の影 笑顔と声ぼやけて見えなくなってく 例えいつか想い出になるとしても貴方と居た 季節はまた形を変えて巡るよ 照らし出す光が 昨日を映し出すあの日植えた向日葵が揺れている夏の日の暑さが 頬を伝った何かを汗で隠している 遠く離れるまで 言いたい事はまだ何もかも全部声に出せないまま湿った風の中 ひらり落ちた花を手に取って集めていた 照らし出す光が 明日を映し出すあの日植え…
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SPiCa – うさ
君と眺めてた星を集めた窓に映してた また 指折り数えた瞬間(とき)を重ねた夜に問いかけた 時を止めたすきだよと言えば はぐらかした気がつかないフリは もうやめて>< 隣にいるとき私の軌道はいつも周極星 トレモロみたいに波打つ思考の角度つかめない 君を追えばなにかを失ってしまいそうな想い浮かべ 船を出す 抱きしめて 出会わなければ個々受け止めて デネポラを 飛び越え行くわワガママな歳差 星(キミ)の…
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60th サマーオブラブ – うさ
リズム 遅れぬよう 横目で追いかけてこんな無様 晒しながら ステップ続けてんだ シャララララ… アン・ドゥ…シャララララ… アン・ドゥ… アン・ドゥ 天真爛漫 かきつばたそう 凛と咲く 華みたいな生き様望むけど 嗚呼 術を知らずこの様 全身全霊 つぎ込んでそう 守るべきものがあんだ覚束無いけれど ほら 踊り続けてる いつか この身体も 錆び付いてしまったメンテ不足 堪えるけど ステップは止めない …