あらい玉英
五里霧中 – あらい玉英
あしたが見えない 世の中だから
自分の道さえ 探せやしない
夜の寒さに 震えていても
ふたりの灯(あか)りは 消さないで
あなたも私も 人生迷子
さまようこの世は 五里霧中
どこに どこに どこに夢がある
せめてあなたとは はぐれずいたい
生きてる時間に 限りがあると
思えば日毎に 不安がつのる
焦(あせ)り苛立(いらだ)つ 気持ちをぶつけ
傷つけあうのは 虚(むな)しいよ
出口は導(みちび)く 標(しるべ)もないが
手さぐり歩(あゆ)もう 五里霧中
そこに そこに そこにきっとある
そうよまぶしい 希望の陽光(ひかり)
あなたも私も 人生迷子
さまようこの世は 五里霧中
ここに ここに ここに愛がある
せめてあなたとは はぐれずいたい
せめてあなたとは はぐれずいたい