ひとりで 生きてくなんて
できないと
泣いてすがればネオンが ネオンがしみる
北の新地は おもいでばかり
雨もよう
夢もぬれます あゝ大阪しぐれ
ひとつや ふたつじゃないの
ふるきずは
噂並木の堂島 堂島すずめ
こんなわたしで いいならあげる
なにもかも
抱いてください あゝ大阪しぐれ
しあわせ それともいまは
ふしあわせ
酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり
つくし足りない わたしが悪い
あのひとを
雨よ帰して あゝ大阪しぐれ
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さいはて本線 そこから先は吹雪を抱く海 夏泊(なつどまり)ひとの噂の 吹きさらしいいのあなたと あゝ一緒ならさしつさされつ 契り酒ふたり雪国 海峡の宿遠くは凪で
残照(ざんしょう)の光の海を二人行く ふたりゆく花のごとかる罪を抱きてただ一本 買いしコスモス 冷たくて素直なるかな 花の透明昼深く 夢に見ている しろじろと煙
「死んじゃいやです」「バカを言うなよ」さしかける 蛇の目の傘を たたく雨花にそむいて 命をかけるバカな男の バカな男の うしろ影夢かうつつか いまもなおすすり泣
肩が濡れるよ 車が通るそっとあなたが 抱き寄せる身の丈丁度の しあわせはひとつの傘の ふたつ影あなたとふたりおまえとふたり恋の大阪 ふたり雨ちょっと寄ろうか い
赤いランプが もうこれきりと泣いた心を またせめる駄目なのね 駄目なのよ発車のベルの 鳴る窓であの人があんなに あんなに手を振るさよなら列車どうせいつかは 別れ
きりのない夢に そっと幕をおろしこの席 立ちましょうもうすぐ 深夜劇場の明かりが消えるさよなら 素敵な恋そう 誰より素敵な人最初にすがって泣くのは女私らしくない
ホー 惚れちゃったんだョーたかが女と 笑ってみても惚れちゃったんだョーとうに心は めろめろなのさ瞼の裏に やきついてはなれ はなれないんだ 面影がホー 惚れちゃ
人の世の夢にはぐれて 行きくれて孤りつぐ酒 ひりひりとやつれた胸に 傷口に泣けよとばかりに しみわたる振りむけば咲かず終いの 恋いくつみれんほろほろ 盃におもか
櫻 れんぎょう 藤の花芙蓉 睡蓮 夾竹桃野菊 りんどう 金木犀桔梗 侘助 寒牡丹女雛 矢車 村祭り螢 水無月 野辺送り 父よ 恩師よ ともがきよ母よ 山河よ わ
ムカシ ムカシ そのムカシいいことばかりがあったそなほんとに ほんとに いいことばかりでムカシって凄いんだなきみの部屋に オバケが住みついていないかいほんの小さ
傘は あなたが さしかけて私がさせば ぬれるからこんな形に 寄りそえばむかしのことを 想い出すあなたどこかであなたどこかで 雨やどりお酒でも飲んで 行きましょう
ふるさとの丘の 白い花二人であるいた 小径(みち)に咲き胸に思い出 匂わせて泣かないつもりの 私を泣かすああ「さよなら」の手紙一つも残さずに私からあなたは 離れ
遥かなる 山よ河よこの瞳 閉じれば 心の中に故郷を 遠く離れひとり たたずむ 夕やけ空にこみあげる想いよ 愛しさよ北国 浮き雲 母の顔いつの日か帰ろう 星降る町
かがり行燈 衣越しに匂いこぼれる 白い肌膝をすすめて 恋い問うひとに罪を承知の 隠れ茶屋高野川 瀬鳴りの音に花橘を慕って 郭公が鳴く生きて甲斐ある 命なら夜叉も
時代おくれの 男の匂い暗いその眸が 気にかかる遠く哭くのは 汽笛か吹雪か人が人恋う 流行歌に似て胸を揺さぶる根室 厚岸 氷雪原野あなた使った 名残り湯なのね滴な
風に吹かれて はじけてとんだたんぽぽ たんぽぽ たんぽぽの花住めば都と 目と目で笑う小さな日溜りに 寄り添いながら今日も咲きます あなたとわたし命うき草 根のな
負けないで 生きてゆこうねとおみくじ結んだ 銀閣寺寄り添いながらも 遠くなるさだめを怨んで 泣いた日の愛しさ 哀しさ また呼び返す桜時雨は 面影しぐれ別れても
歩いて歩いて ここまで来たわ 「あなた」「おまえ」と いたわりながら 続く坂道 雨風あらし いいじゃない いいじゃない いつの日か 陽は射すものね ……しぐれ坂
場末あたり 掛かりそうな 名画みたいとっぴ過ぎて こんな出遭い 怖くなるわ…窓の下は 永遠(とわ)に仏陀(ぶっだ) 眠る森ね夕陽の中 孔雀も 落ちて行く…Vay
さあさ皆さま 恋した時は身ぶりそぶりで すぐわかるあんなこと言ってちゃってちゃって 言っちゃって昨夜(ゆんべ)も二人で 一本橋で別れがつらくて 遠まわり 遠まわ