藤田麻衣子
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振り向いて – 藤田麻衣子
桜が舞う通学路で君と すれ違った出会った瞬間恋に落ちた時が止まった 放課後 サッカーをする君マネージャーは私の妹私はいつも遠くから二人を見てる 仲いい二人を見ていると苦しくて 苦しくてどんな関係 Ah聞きたくて 聞けなくて 振り向いて 私を見て同じ顔なのにあの子だけが愛されて振り向いて こっちを見て私はあの子みたいになれないあの子になりたい 大きすぎるランドセルを背負う女の子が走ってる夕焼けに幼い…
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夢を叶える方法 – 藤田麻衣子
夢を叶える方法は自分の夢にまず気づくことから… 言葉にするのは難しいけど誰にも言わないとしたらどんなふうになりたいか想像してみよう遠慮しないで 本当はあんなこと こんなことしてみたい なってみたいもしそうなれたならわくわくすることそれが夢なんだ 夢を叶える方法は自分の心に素直になること本当に欲しいものに手を伸ばそうそれが第一歩 ここでNGワードならべます「そうはいっても」「でも現実は」「ありえない…
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防御して – 藤田麻衣子
出会いの多い4月飲み会で君が座る席女の子の隣りはいやだな斜め前くらいがいいな もしも隣りに座る時は30センチはあけて 背中を向けてだって膝同士が あたったらどうするの?膝に手を置かれたらどうするの? 防御して 防御して飲み会は危険がいっぱい防御して 防御してもちろん信じてるけど 「なにしてるの?」って私が聞くより君が先に教えてくれたら(いつも事前に)モヤモヤなんてしない もしも女の子を車に乗せるな…
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純白 – 藤田麻衣子
いけないとわかっていて踏み止まれないのが恋未来など見えないこれは禁断の恋 闇を照らす 月明かり静かな町は 霧がかり出口など見えない世界へ 君をさらう 甘い香り放ち 咲く君は純白の月下美人忘れられない夜が始まる 躊躇いは ほら惹かれている証素直に 認めて身を任せればいい引き返すなんてできるわけない もう今夜 君は僕に堕ちる 淋しさも その孤独も満たされない 虚しさも一つずつ脱ぎ捨てて今は全て忘れて …
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Darkness – 藤田麻衣子
洞窟の中を ボートは進んでいた遠くの光を 信じて進んでいたけれど光は 途絶えたまた行き先が 見えなくなった いつしか 気づいたのこの世界は誰もが平等に報われるわけじゃないと こんな暗闇で光も見えずに何を頼りに進んで行けばいい? 輝くことを夢見た空の青さももう忘れてしまいそう 何かを掴みかけても目の前で この手をすり抜けていくAh いつも この手をすり抜けていく 光が強くなれば影も濃くなっていく大事…
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片想い – 藤田麻衣子
片想いでもいいと何度自分に言い聞かせてきただろう 求めなければ 望まなければ君にまた会える それだけでいいのに つらい時に つらいって言えないって苦しい 気づいて眠れない夜は長過ぎて 甘えたい時もある困らせたい時もある今じゃなきゃいけない時がある淋しさが募っても想い続けられるほど私 そんなにも強くない待つだけの恋なんてもう限界迎えに来て 笑った顔も 困った顔も私にだけ 見せてほしいなんてその大きな…
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SOS – 藤田麻衣子
頑張り方は次々身につけてきたのに頼り方は なぜ身についてないんだろう 大変なのは自分だけじゃないんだからと思うたび またこらえてる なんでこんなに 一人で抱えてるんだろう つらくて 苦しい時そばにいる人に言ってみよう「助けて」って時にはありがとうやごめんねの言葉より大切かもしれない 簡単そうに言うけど代わりにやってみて自分はやらない人ほど口だけだね 経験しなきゃ本当のことはわからないせめて想像して…
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新しい世界 – 藤田麻衣子
私の知ってる世界はまだほんの少しでそれでも新しいものをすぐには認められないでいる 偏見は素晴らしい世界を見逃してしまうから心を開かなければ何も見つけられない この街は汚れた水の中でも小さな命が強く生きていて少し狭くなった空の色もそして人々も懐かしい あの町の人たちと何一つ変わらないよ ほんの一部を見ただけで勝手にがっかりして何も知らないまま何かに批判をするのはもうやめよう あの町へ帰るたびやっぱり…
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endless – 藤田麻衣子
これから先も そばで笑って… まさかそんなわけない何度も打ち消してもどかしい季節が二人を引き寄せた 二人で一緒に歩いていける人だと思う淋しくなった時淋しいままにしない人 これから先も そばで笑ってその目が この胸を離さないこんなに時を 重ねた今も温かくて深い何かが私を離さない 恋は叶うまでが楽しいと思ってた螺旋のように続く幸せがあったなんて つらい時はいつも“がんばれ”じゃなく“がんばろう”って言…
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朝月夜 – 藤田麻衣子
私の気持ちに君は気づいていないでしょういつの間に こんなに好きになっていたのでしょう 臆病な私はそっと膨らむ想いを気づかれぬように伝わらぬようにそばにいて 数えきれない切なさを溜め息へと変えてきた眠れずに夏の終わりの音を聴く Ah 君思い 空を見ている朝月夜 コオロギの声少しでも君の心に私はいますか (会いたい人は誰…) この恋はまるで水面に映る月のようにすぐそばに見えていても決して掴めないのでし…