いま わたしの願いごとが
叶(かな)うならば 翼が欲(ほ)しい
この 背中に鳥のように
白い翼 つけてください
この大空に 翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ 行きたい
いま 富とか名誉ならば
いらないけど 翼が欲しい
子どもの時 夢見たこと
今も同じ 夢に見ている
この大空に 翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ
この大空に 翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない 自由な空へ
翼はためかせ
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夏が過ぎ 風あざみ誰のあこがれにさまよう青空に残された 私の心は夏模様夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて 呼びかけたままで夢はつまり 想い出のあとさき夏祭り
燈火近く 衣縫う母は春の遊びの 楽しさを語る居並ぶ子どもは 指を折りつつ日数かぞえて 喜び勇む囲炉裏火は とろとろ外は吹雪囲炉裏のはたに 繩なう父は過ぎしいくさ
夕映えの 赤い陽(ひ)にあわく咲く かたかごの花ああ ひともとの 身をふるわせて誰を待つ ひそやかに 春浅い日にはじらいの 乙女子(おとめご)をしのばせる かた
利尻の峰に 夢があり歌声ひびく 北航路ここ さいはての 利尻の島よ誰の涙か 姫沼悲し人は島を愛し 旅を行く桃岩たどる 君の手にエーデルワイス なに想う花咲き薫る
夏がうれしくて森はさわいでいるけれど秋が通りすぎれば 花は散ってしまう花の悲しみに 森が気がついたときには風は冷たく 森をふるわせているだろう想い出だけが 残る
あの町 この町日が暮れる 日が暮れる今来た この道かえりゃんせ かえりゃんせお家(うち)が だんだん遠くなる 遠くなる今きた この道かえりゃんせ かえりゃんせお
烏(からす) なぜ啼(な)くの烏は 山にかわいい 七つの子があるからよかわい かわいと烏は 啼くのかわい かわいと啼くんだよ山の 古巣(ふるす)にいって見て 御
かあさんが夜なべをして手袋あんでくれた木枯らし吹いちゃ冷たかろうてせっせとあんだだよふるさとの便りはとどくいろりのにおいがしたかあさんは麻糸つむぐ 一日つむぐお
もずが枯木で 泣いているおいらは藁(わら)を たたいてる綿(わた)ひき車は おばあさんコットン水車も まわってるみんな去年と 同じだよけれども足りねえ ものがあ
月の沙漠を はるばると旅のらくだが 行きました金と銀との くらおいて二つならんで 行きました金のくらには 銀のかめ銀のくらには 金のかめ二つのかめは それぞれに
誰かさんが 誰かさんが誰かさんが みつけたちいさい秋 ちいさい秋ちいさい秋 みつけためかくし鬼さん 手のなる方へすましたお耳に かすかにしみたよんでる口笛 もず
卯(う)の花の、におう垣根(かきね)にほととぎす 早(はや)も来啼(きな)きて忍音(しのびね)もらす 夏は来(き)ぬ五月雨(さみだれ)の 注ぐ山田に早乙女(さお
ただ一面(いちめん)に 立ちこめた牧場(まきば)の朝の 霧の海ポプラ並木の うっすりと黒い底から 勇ましく鐘が鳴る鳴る かんかんともう起出(おきだ)した 小舎小
みかんの花が 咲いている思い出の道 丘の道はるかに見える 青い海お船が遠く 霞んでる黒い煙を はきながらお船はどこへ 行くのでしょう波に揺られて 島のかげ汽笛が
春は名のみの 風の寒さや谷の鶯 歌は思えど時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず氷解け去り 葦は角(つの)ぐむさては時ぞと 思うあやにく今日もきのうも
水面をわたる 風さみし阿寒の山の 湖に浮かぶマリモよ なに思うマリモよ マリモ 緑のマリモ晴れれば浮かぶ 水の上曇れば沈む 水の底恋は悲しと 嘆きあうマリモよ
別れても 別れても 心の奥にいつまでも いつまでも憶えておいて 欲しいから幸せいのる 言葉に換えて忘れな草を あなたに あなたにいつの世も いつの世も 別れる人
ざわわ ざわわ ざわわ広いさとうきび畑はざわわ ざわわ ざわわ風が通りぬけるだけ今日もみわたすかぎりに緑の波がうねる夏の陽ざしの中でざわわ ざわわ ざわわ広いさ
雷鳥の涼しい 鳴き声がかすかに聞こえてきそうな 気がします時の流れも 止まったような静かな町です 安曇野明日はあなたに 返事を持って一番列車で 帰ります愛してい
遠い別れの さびしさに今日も重ねる 草まくらそぞろ歩けば 大和路の野辺(のべ)に傾く 路しるべ――この世の愛の はかなくてつらいばかりの 想い出はどこに埋めたら