花譜×羽生まゐご
わたしの線香 – 花譜×羽生まゐご
その目、冷めてて好きでした
目目目目
目目目目、見てた
その手、痛くて好きでした
手手手手
手手手手、今は
吐きたいよ鳳仙花
達磨さん愛してた
口紅で濡れた髪の毛には鳳仙花
わたしの線香あげて ねぇあげて
こんなんでごめんね
お通夜で会えたらいいなぁ
また明日
息を止めた
あの日、わたしが見てた目が
目目目目
目目目目、閉じた
あの日、誰かを祈る手が
手手手手
手手手手、見えた
嬉しいんだ鳳仙花
達磨さん愛してた
溢れてた声はここからは聞こえないんだ
わたしの線香あげて ねぇあげて
さよならじゃないの
偶には参りにきてね
また明日
息を吐くの
息を吐くの