美里里美
夕月波止場 – 美里里美
汽笛 桟橋 あなたの船が出る
そっと隠れて 見送る私
すべてを断ち切り 一緒に行くと
「ごめんなさい」 約束したけれど‥‥
涙を照らすな 夕月波止場
どこか遠くの 港の片隅で
ふたり暮らせる 夢見たけれど
母親一人を 残したままで
「行けないわ」 この海渡れない‥‥
未練のさざ波 夕月波止場
月の明かりに 面影また浮かぶ
逢えて良かった 幸せでした
忘れて下さい 私のことは
「ごめんなさい」 今日から他人です‥‥
あなたの名を呼ぶ 夕月波止場
汽笛 桟橋 あなたの船が出る
そっと隠れて 見送る私
すべてを断ち切り 一緒に行くと
「ごめんなさい」 約束したけれど‥‥
涙を照らすな 夕月波止場
どこか遠くの 港の片隅で
ふたり暮らせる 夢見たけれど
母親一人を 残したままで
「行けないわ」 この海渡れない‥‥
未練のさざ波 夕月波止場
月の明かりに 面影また浮かぶ
逢えて良かった 幸せでした
忘れて下さい 私のことは
「ごめんなさい」 今日から他人です‥‥
あなたの名を呼ぶ 夕月波止場
ひと雨来そうな 昼下がり涙で見上げる 曇り空今年も燕は 戻って来たものをなんであなたは 帰らないどこで寄り道 今頃はいいの待ちます いつまでも私の肩先 抱きしめ
あふれる涙 発車のベルが鳴る汽車の窓から 遠く消えてく故郷(ふるさと)のホームあぁ…大きな夢を抱きしめ 東京へさよなら列車が 走り出す私 これきり 泣いたりしな
あの人を乗せてゆく 船私だけ置き去りに 消えてゆく愛しても信じても そう離れたらこの胸が 恋しくて心だけの愛なんて ダメよ淋しくてやっと選んだ サヨナラなのにバ
一人で 勝手に 旅に出た誰にも 何にも 言わないで私一人が残された 布団かぶって泣いていたひとつ ひとつ 思い出は 笑顔だけ悲しくて 辛くてそれでも 明日は 頑
人はほんとに 悲しくなると涙ひとつぶ こぼれない誰が言ったか 知らないけれどそれはほんとね しみじみわかる窓の向こうは 日本海なんて寂しい あゝ 海の色七尾駅か