羅針盤

  • ロビンソン – 羅針盤

    新しい季節は なぜかせつない日々で河原の道を自転車で 走る君を追いかけた思い出のレコードと 大げさなエピソードを疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに 同じセリフ 同じ時 思わず口にするようなありふれたこの魔法で つくり上げたよ 誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る 片隅に捨てられて 呼吸をやめない猫もどこか似ている 抱き上げ…

  • がれきの空 – 羅針盤

    ひとが ゆれた 音がきこえるわずかな かすかな ひとりの時間どこにいても きっと わすれない すがたかがみの中へ 置いてくる もしも せかいが もうひとつ あればひとつが おわり ひとつが はじまるそして ひとりは ふたり ふたりは ひとりでおたがいの 空を 見つめ合う 街を かける あの声が遠く 速く 時さえも 超えてゆく ひとが きしむ 音が 聞こえる街は とても すきとおって 見えるそして …

  • サークル – 羅針盤

    ねじれた夜 しがみついてた夜見つけられた 子供たちの夜秘密なんて 何もないけれど別に誰にも 話すこともなく ゆうべかけた 魔法はみんな解けてとぎれとぎれの 記憶がよみがえるあそびながら 何かが消えていたあそびながら あいつが消えていたここを超えて 帰れなくなったあいつは風(?) ぼくらは流星(??)なんて 本当は 何も見えなかった 本当は 何も見えなかった本当は 何も見えなかった 本当は 何も言え…

  • リフレイン – 羅針盤

    いつになく リアルな夢を見て 起きぬけの街を歩けばなにもかもが はじめてのような とても古ぼけたような不思議な気持ちを たくさんあつめて 色をつけたり あなたの本当の意味なんか 何も分からないけれど誰かを探してさまようとき 少しは生きものになれる小さな目を開け 耳をすましたり 息をころしたり 読みかけの本に はさみ込んだ あて名のない絵ハガキがひそかに街中の 屋根を超え 荒れはてた心に届く彼らはこ…

  • しずかな場所 – 羅針盤

    きっと ずっと 昔からいつも 側に 居ながらとらえきれず遠く 離れて 見えた 息を深く 吸い込んでもっと遠くに 声が届いたらうたが 輝くかも ねじれ からみついた 悲しみさえ解き放てばいい とりとめのない 思い出は大切な事ばかり よみがえれ手に入れた つもりでいたのは いつだって まやかしの影法師網棚に 置き忘れた日常 閉じられた 胸の奥へ静かに 降りかかる霧 でも今は求めないこれ以上 何も欲しい…

  • ますら – 羅針盤

    このやみを おおう 青空に白く 霞かけてる あれは月の還れなくなった 素顔 夏は過ぎ 陽は影を帯びてとおく 山を へだてて 今沈みあきらめのない 日を待つ たのしいほど かなしくなるあこがれの なかでさえ無垢なもの すべてがきれいで 光るわけではないと 知ったときはじまる ことも あるから 今日からは どこへでも 人気の新着歌詞 羅針盤 – 羅針盤 ここから どのくらい 時を降りてただ…

  • 波 – 羅針盤

    ときに離れ ときに紛れて波に 漂っている誰と居ても 感じ合えないそんなところで いつも 沸き起こる 渦から うまくのがれてもほんとうの すがたは 沖へ さらわれてゆく 白い子供のように 時には凪ぎ 時に乱れるそんな心で いつも 存在のすべてを かけて 泳いでも荒れ果てた 海から どこへもゆけない 今 あたらしい場所で 沈みかけた舟 こぎ出せば風は西へ吹いてゆく けれども津波は すべての希望もなげや…

  • ひとりのくに – 羅針盤

    真夜中の あいつの ベルに口笛で 応えてみる人知れず 生きているのは 誰かに 見つめられたくて誰かを 見つけられなくて誰かの 中に住みたくて誰かを 閉じ込めていたい あのベルが 聞こえる度に思い出す ことがある陽の沈む どこかの街で 誰かが 笑いかけている誰かが 下を向いている誰かが 走り出している誰かが 空へ石を投げた あいつは 歌う 闇へ向け耐え切れず 眠るまで歌うことが 無くなっても 何かに…

  • ソングライン – 羅針盤

    こぼれかけの 水の中にあるなつかしい君の 過去から笑いの果て 哀しみのかなたひとの顔が とても小さく見える ふるえている やせた木のようなガランドウの体からはがれてゆく 薄い皮のように人の中で いつも 破れる気持ち こぼれ出た水が今、かぞえきれない不安を流すいつまでも踊れ砂色の虹があたまにかかる前に狭い部屋の中で枯れ葉の舞うようにいつまでも踊れ 笑い声が いつも側にあったなつかしい君の 過去からき…

  • 羅針盤 – 羅針盤

    ここから どのくらい 時を降りてただ生きていた あのころの不思議へ還ろう 両手にも余るほど 虚しくてもふり返る気は まるでないフリで疲れてる あれほど 夢中で描いた絵が 見えなくなるそれは きっと かすみかけた目と 夜のせい これから どのくらい 時を待てば断ち切れた日が もう一度 一つに合わさる 数えてくれるなら 今すぐにも足跡を消し 前を照らす光探そう あたらしいカミの上には 何も無いけどここ…

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