緑黄色社会
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夜祭音頭 – 緑黄色社会
嗚呼 種を蒔け (種を蒔け)嗚呼 水をやれ (水をやれ)音が飛び交う 鏑矢の如くここに集いし 老若男女 猫も杓子も たちまち踊れば実る野菜は (よい野菜 よい野菜) 騒げ 宴にその身を任せ いざ無礼講だ歌え 責めて阿呆になれ来たる今宵は (よい夜祭 よい夜祭) お祭りだ(枝豆や 枝豆や…) さっさ、彩り緑だよ其れ 小松菜 ピーマン かぼちゃ(よい野菜 よい野菜) さっさ、選り取り見取りだよ其れ 唐…
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Tap Tap Dance – 緑黄色社会
やっぱこれだけ打ちのめされちゃ映画くらい鑑賞ジャック・スパロウは蹌踉(よろけ)ながらビッグな夢を見る とどめを喰らってもう駄目に見えても魅せるぜファイティングポーズやっぱ今度は打ち勝とう さ、さ、どうしたなら最高でどこまでしたなら成功かなBGMフルボリュームここから始まる 超えていけるささぁ日々の延長線 果てしない宝を探そうぜ「掴もう!」ってかもう戻れるはずなんてないね耐え讃え Tap Tap D…
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ナイスアイディア! – 緑黄色社会
「なんだかいい事ないかな」言葉を投げてリフレクトそうだ、今気が付いたよ自分次第 捉え方次第もう何だって素敵にしちゃうおまじない ほら試してため息は鼻唄に変えるようにハイなスキップで軽やかに街へ駆け出す 大好きだ この世界の全てがいつもお馴染み(の)道だって(fu~)僕を纏うデコレーション毎日が ほら 色付いていくいくよ発想(の)転換(fu~) いいね、それはナイスアイディア! 「そんなのは綺麗事さ…
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うそつき – 緑黄色社会
ありったけの理由並べても私はまだ動けないわこんなときにだってあなたは自分だけ守って目すら合わせない はぁ 内側を見せて欲しかっただけなのにそんな幼い優しさはいらない 明日からはどこへ行こうかゆらゆら揺れるこの心は一体今は誰のものなの隠した言葉は誰のため追い詰めてしまいたいけれどこれでいいのでしょう 私だけを想う言葉にはあなたが隠されていることこんな歳になって私は気付けなかったって反省してるわ はぁ…
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マジックアワー – 緑黄色社会
儚く散る夏夜の花びらその刹那が離れずいるそれと同じようにあたしはあなたに永遠を感じてた 熱い頬も 冷えた汗も茹だる渚にごまかされた愛しくて 空しくて夢を見てしまう あなたは花火あたしは水面どんな姿も受け止めるから夏が過ぎてもこのままで見上げていさせていつでもその姿映していたいだけ 魔法なんかじゃ及ばないでしょ?“魔法のような”こんなリアルただ側に居るだけで鼓動が早くなる あなたは花火あたしは水面同…
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花になって – 緑黄色社会
陰にそっと隠れようがいいんじゃない?蕾のような花だってあんじゃない秘密にして守るのがいいんじゃない誰にも邪魔されず華麗に咲いてる 甘い苦いにハマんないその判断がくだんない気に病んで下を向かないでいて 愛に慣れちゃいない 無駄に飾らない綺麗にされた花瓶も肥やしも何もいらないその姿が美しい 花になって ほらニヒルに笑ってその顔にぞくぞくして目が離せない味見して 君の毒は私の薬って包んであげるから 笑っ…
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ジブンセイフク – 緑黄色社会
操られているような寒気がして途端に踵を返しスケートボード飛ばしたこの宇宙に逆らえている気がして優越に浸った僕はフォークロックを流した はじめから結末が決められていたとしたら今までの涙はなんだそれならばこの痛みはなんだここからの未来は誰のものになるんだろう brotherさて僕はどうするか少なくとも自分の意思で始めるよこの手でケリをつけよういいかい?ここが真ん中だ宇宙の核なのだ手始めに、自分征服をし…
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サマータイムシンデレラ – 緑黄色社会
言葉にできない想いは溢れてゆくのに答えなど出せないまま 波飛沫はぜるような偶然は重なるこうしてふたりを巡り合わせるの そして世界は初めての色に染まるもう誰にも止められないほど 始まりは不意を着いたそれでもふたりは恋を取って駆け出した何度も思い出すような言葉を探して届けどうか このまま熱さが醒めないようにやがて迷子の夜すら超えてゆく はじけた笑顔もやさしく流れた涙もこの夏が残してくれたプレゼント 魔…
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White Rabbit – 緑黄色社会
兎の耳飾りお気に召した木の欠片ひとり遊び帰り木漏れ日と揺れてみる ガラガラドアの向こう浮かぶ影に“ただいま”が届くように靴を鳴らす いつも皺くちゃな笑顔が聞いてくれたワタシのこと聞きそびれたアナタのこと おとぎ話の幻のそのまた夢の中もしもアナタがそこに行くなら置いていかないでよ 子供騙しのまやかしの言葉はいらないよただ淀みなく話したいいつまでも子供のまま 茂みをかき分けてしゃくり泣いた秘密基地無く…
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Slow dance – 緑黄色社会
slow dance 傷みも消えぬこんな夜はslow dance 眠らずに慰めの唄を溢れてくる 溢れてくる ほんの少し安心した自分がいたんだ苦しい顔これ以上見るくらいならと “もう一度”“もう二度と”後悔ならいくらでもできる あなたが残していった陽だまりの中にいるよあなたこそどうかちゃんと笑えるようにこの唄を捧げるから 心配しなくていいよどんな夜もあなたを歌うよ、おやすみ slow dance ま…