米良美一

子守唄 – 米良美一

「むかしむかしよ 北のはて
オーロラの火の 燃えている
雪のお城が ありました」
「それから母さん どうしたの」
「だまってお聞きよ いい話
おはなしきいて ねんねんよ」

「雪のお城の お庭には
氷の花が 咲いていて
雪の小人が 住んでいた」
「ほんとに母さん おもしろい」
「だまってお聞きよ いい話
おはなしきいて ねんねんよ」

「雪の小人は 十五人
そろって白い 雪ぼうし
ぼうしの玉は 銀のふさ」
「おやおや母さん すてきだな」
「だまってお聞きよ いい話
おはなしきいて ねんねんよ」

「ぼうしのふさを ふりながら
いちんち踊って くたびれて
眠って小人は 十五人」
「そうして母さん おしまいね」
「いえいえまだまだ いい話
おはなしきいて ねんねんよ」

「眠った間に いたずらの
白いこぐまが 持ってった
ふさのついてる 雪ぼうし」
「………………」
「あらあらおねむり おころりよ
およってしずかに ねんねんよ」

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dream その心の中で地平線を描き続けてまた あなた一人で越えようとするTruthなぜ 立ち止まるのに青い息を落とすのでしょうその雨にかくれてやすめばいいどん

もののけ姫 – 米良美一

はりつめた弓の ふるえる弦よ月の光にざわめく おまえの心とぎすまされた刃の美しいそのきっさきによく似た そなたの横顔悲しみと怒りにひそむ まことの心を知るは森の

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