篠原美也子

Time is ripe – 篠原美也子

思い焦がれた挙句(あげく)の恋は どちらが悪いのかさえ解らないまま
水に映った景色のように無邪気な小石にはかなく崩れた
いつも放り出されていたから淋しくなんかはなかったけれども
伝えきれず終わった思いが今でも時をあの日に戻すよ
何か狂い始めたとすれば髪を切ったあの夏の日から
思い出すことばかりが増えて明日に向かう言葉はなかった

描いた夢のすべてから あなたの姿がひとつずつ消えてゆく

忘れてしまうのなら 今
心があなたを憎んでいるうちに
忘れられる時は 今
すべてがこの手を滑り落ちて行った

友達同志に戻れるような やわな間柄じゃなかったはず
差し出された右手を見つめて涙をこぼす気にもなれなかった
どうせ解ってくれやしないと思えば その分笑顔が増えたね
本気でケンカも出来ないようじゃ本当に好きになんかなれないのに

失くした歯車の跡を両手で押さえて それでも生きてゆくよ

強くなるのなら 今
瞳を閉じても背中しか見えない
強くなるのなら 今
すべての希望が通り過ぎて行った

その人は不意に訪ねてきた 何にも聞かずにゆっくり笑った
僕はきみの味方だと言った 嘘でもいいと思ったら涙が出た

強くなるのなら 今
すべてがこの手を滑り落ちて行った
強くなるのなら 今
見知らぬ誰かが きっとドアをたたく
強くなる 時は今

人気の新着歌詞

青 – 篠原美也子

言葉にできず 形にならずだから余計に胸を揺さぶってるきみでなくちゃ あなたでなくちゃもしも そんな風に思い合えたらいい治り切らない風邪のように届かぬ恋は微熱 瞳

愛している – 篠原美也子

長い夢のその後ではすべて移ろいやすい時代の気まぐれ気付いていた 本当はとっくに追い越す背中を見つめながら長い夢のその中ではすべてはひとつの朝につながるものだと信

Passing – 篠原美也子

ひとりでいたらきっと泣いてしまうこんな気持ちのままじゃ帰れない言葉に出来ないくらい切ない思いに胸がざわめいてほんのわずかな仕草に望みつないで次に会える日 指折り

Keeping my step – 篠原美也子

いつものように夜は明けてゆき目覚めるのは昨日までと同じ私服を選び 化粧をして駅へ続く道を急いでゆく追いたてるように過ぎ去ってゆく時の中で古い夢など忘れ果て悲しく

同じ様に朝が – 篠原美也子

生まれてきたのはきっと時の流れの気まぐれで特にそれらしい理由なんてひとつもなかったはずだけど生まれてきたくて生まれてきたんじゃないとほざいたあいつはすべての悲し

Everything – 篠原美也子

思い出してみればどんな時でもふと気が付くとあなたのこと考えていた雨の日も風がたたく夜もこみあげてくるあなたの面影抱いて眠ってたひとを好きになれば 誰でも同じ目に

夢を見ていた – 篠原美也子

ちょっとばかりいい気になって はしゃぎすぎていたみたい優しくされて その気になって張り切りすぎてバカみたい「大丈夫だよ きみはきっと」何度も何度も頷いてその上笑

心のゆくえ – 篠原美也子

今日も明日もずっとずっと生涯かけて問いかけるたとえ気に染まぬなりわいの中でも 誰より高く空見ていても明日を明日を待つ理由(わけ)を 明日に魅かれる心のゆくえをど

ジレンマ – 篠原美也子

一日中ぼんやりとテレビばかりを眺めてた世の中はあれこれと辻褄合わせのパレード深い椅子の中から正義の味方が叫んでる君の為 君の為命さえも賭けるとわめいてる走ったこ

ありふれたグレイ – 篠原美也子

はやりの服は好きじゃなくてわざと知らんふりで歩いた立ち向かうこと それが勇気信じることはたやすいから燃えるような赤に憧れて声を嗄らして叫んでみたけど燃え残る思い

ひとり – 篠原美也子

何をしても誰かに似ているようでなぜか不安でどこへ行ってもうまく話せない気がしてすこし恐くて人込みをさけて歩けばどこか淋しいないものねだりの恋いつもくり返す汗をか

Back to top button